記事の目次
- 1.妊娠6ヶ月は安定期と呼ばれる時期
- 2.妊娠6ヶ月の赤ちゃんの様子
- 3.急速に成長していく赤ちゃん
- 4.妊娠6ヶ月になれば誰でも感じる胎動
- 5.妊娠6ヶ月は逆子になりやすい
- 6.妊娠6ヶ月になれば性別がわかる?
- 7.妊娠6ヶ月でも女の子は難しい?
- 8.妊娠6ヶ月は流産と言わなくなる
- 9.妊娠6ヶ月でも流産の危険はある
- 10.妊娠6ヶ月の流産の原因
- 11.妊娠6ヶ月のお腹の張りには要注意
- 12.妊娠6ヶ月の頃からの体調の変化
- 13.女性ホルモンによるイライラや落ち込み
- 14.妊娠6ヶ月になったママの体
- 15.妊娠6ヶ月ころの適正な体重増加は?
- 16.妊娠6ヶ月の食事は1.5人分
- 17.妊娠6ヶ月から急激な体重増加に注意!
- 18.妊娠6ヶ月で起こる腹痛のわけ
- 19.妊娠6ヶ月でも起きる陣痛
- 20.ストレスを感じたらゆっくり休んで
- 21.妊娠6ヶ月で出血したら必ず医師に相談して!
- 22.妊娠6ヶ月でもまだまだ油断出来ません
妊娠6ヶ月は安定期と呼ばれる時期
妊娠6ヶ月といえば一般的に安定期と呼ばれる時期です。妊娠初期に多くみられるつわりが治まる人も多く、ご飯が美味しく感じられるのもこのくらいの時期からです。個人差もありますが流産の危険も減り、順調な人なら旅行などにも行くことが出来て、今まで出来なかったことが出来るので楽しみが増える時期でもあります。
■参考記事:安定期は何週目から?コチラも参照!
妊娠6ヶ月の赤ちゃんの様子
妊娠6ヶ月を週数でいうと妊娠20週~妊娠23週になります。妊娠したとわかった時に告知される出産予定日は妊娠40週0日なので、妊娠6ヶ月はちょうど真ん中にあたります。妊娠5ヶ月まで、赤ちゃんは骨や内臓などの体の基礎となる部分を作っていましたが妊娠6ヶ月目から徐々に細部へと移り変わっていきます。
急速に成長していく赤ちゃん
妊娠6ヶ月に入った赤ちゃんは、各器官が出来上がり細部のまつ毛や眉毛などが作られていきます。骨もだんだん硬くしっかりしてきて筋肉や脂肪も付き始めます。妊娠6ヶ月からは急速に成長していくので、妊娠20週の頃は身長19㎝~25㎝、体重300g~450gほどだったのが、妊娠23週の頃には身長30㎝、体重600gほどまで体重増加していきます。
各器官が出来上がった赤ちゃんは妊娠6ヶ月の頃からまぶたも出来上がり目を開ける事も出来るようになります。お腹の外の音も聞こえるようになってきますので、この頃からお腹の中の赤ちゃんに話しかけたり音楽を聞かせたり胎教を始めるのにちょうどいい時期です。
出産に向けて準備が始まります
妊娠6ヶ月に入ると赤ちゃんの体には胎脂という脂で覆われていきます。これは胎毛と同じように刺激から赤ちゃんを守る役割と、出産の時の潤滑油の役割を果たします。赤ちゃんは妊娠6ヶ月で出産の準備を始めていくのです。
妊娠6ヶ月になれば誰でも感じる胎動
妊娠6ヶ月頃から赤ちゃんの成長に合わせて羊水の量も増えてきます。骨格もしっかりしてきて羊水も増え広くなったお腹の中で大きくなった赤ちゃんが動くのがわかるようになります。妊娠5ヶ月までは胎動を感じる事がなかった人も、妊娠6ヶ月になればほとんどの人が胎動を感じます。胎動を感じるようになるのは、大きくなってきた赤ちゃんの手足が子宮壁に当たるようになったからです。
胎動の感じ方は人それぞれではありますが、腸が動いているような感覚やガスが移動しているような感じを最初の胎動のうちは感じます。23週頃になると、胎動もどんどんハッキリ感じるようになり、人によっては痛いと思うほど激しい胎動を感じる人もいます。
胎動の強さは赤ちゃんの動き次第なので、胎動が強いと感じたり、逆に胎動が弱いからといってもさほど心配することはありません。ただ、毎日感じていた胎動が弱くなった、もしくは胎動をいきなり感じなくなったりした時は、赤ちゃんに何か起きてしまっているかもしれませんので受診してください。