記事の目次
- 1.妊娠6ヶ月は安定期と呼ばれる時期
- 2.妊娠6ヶ月の赤ちゃんの様子
- 3.急速に成長していく赤ちゃん
- 4.妊娠6ヶ月になれば誰でも感じる胎動
- 5.妊娠6ヶ月は逆子になりやすい
- 6.妊娠6ヶ月になれば性別がわかる?
- 7.妊娠6ヶ月でも女の子は難しい?
- 8.妊娠6ヶ月は流産と言わなくなる
- 9.妊娠6ヶ月でも流産の危険はある
- 10.妊娠6ヶ月の流産の原因
- 11.妊娠6ヶ月のお腹の張りには要注意
- 12.妊娠6ヶ月の頃からの体調の変化
- 13.女性ホルモンによるイライラや落ち込み
- 14.妊娠6ヶ月になったママの体
- 15.妊娠6ヶ月ころの適正な体重増加は?
- 16.妊娠6ヶ月の食事は1.5人分
- 17.妊娠6ヶ月から急激な体重増加に注意!
- 18.妊娠6ヶ月で起こる腹痛のわけ
- 19.妊娠6ヶ月でも起きる陣痛
- 20.ストレスを感じたらゆっくり休んで
- 21.妊娠6ヶ月で出血したら必ず医師に相談して!
- 22.妊娠6ヶ月でもまだまだ油断出来ません
ストレスを感じたらゆっくり休んで
ストレスで腹痛を起こす場合もあります。妊娠6ヶ月になってくると妊娠初期の症状は治まってくるものの、体型も変わりホルモンバランスも変わってきて思うように体を動かすことが出来なくなりストレスを感じる事も増えます。基本的にストレスは胎児にもよくないので腹痛を起こすほどのストレスを感じたらゆっくり休んでください。
産休前に仕事を終わらせようと頑張ったり、家事や買い物などで動き回ったりすると腹痛を覚える時があります。あまりに度々腹痛を起こすようなら医師に相談してください。腹痛をそのまま放置していると早産や流産の可能性を見逃してしまうことになります。
■参考記事:妊娠中のストレス、注意点は?コチラも参照!
妊娠6ヶ月で出血したら必ず医師に相談して!
出血する事が多い原因5つ
1.切迫流産・切迫早産
2.子宮頸管ポリープからの出血
3.子宮膣部びらん
4.前置胎盤
5.常位胎盤早期剥離
切迫流産・切迫早産
妊娠を継続できる状態だけど、流産や早産の危険性がある状態を切迫流産・切迫早産といいます。この切迫流産・切迫早産ではお腹の張りや出血などの自覚症状がある場合が多いです。放置するとそのまま流産や早産してしまうので早めの対処が必要です。出血の量は個人差がありますので、たとえ少量でも次回の妊婦健診まで待たずに受診してください。
子宮頸管ポリープ・子宮膣部びらん
外部刺激によって出血するのが子宮頸管ポリープと子宮膣部びらんです。子宮頸管ポリープとはその名の通り子宮頸管にポリープが出来るのですが、通常良性のポリープなので問題ありません。このポリープが内診や性交渉などで潰れて出血するときがあります。子宮膣部びらんは膣内が赤くただれたように見える状態のことですが、妊婦の半数は経験しているような病気なので心配いりません。こちらも内診や性交渉などの外部刺激によって、出血することがあります。
前置胎盤
通常、胎盤は子宮上部に形成されるのですが、それが子宮口近くに形成されることを前置胎盤(ぜんちたいばん)といいます。前置胎盤の方は出血しやすい傾向にあります。個人差はありますが、痛みはなく少量の出血の場合からいきなり大量に出血する場合もあるので、健診の時に前置胎盤が分かったら出来るだけ安静に妊娠生活を送るようにしましょう。
常位胎盤早期剥離
胎児の栄養や酸素を送る大事な役割を持つ胎盤が出産を待たずに剥がれてしまう状態です。赤ちゃんの命に関わるのは当然ですが、母体にも影響を及ぼすことなので早期に発見して対処したいところ。ですが、早い段階では出血などもなく中々みつかりにくい症例です。重度になってくると動けないほどのお腹の張りや出血がみられます。切迫早産だと思ったら常位胎盤早期剥離だったということもありますので、いつもと違うと感じたらすぐ医師に相談してください。
妊娠6ヶ月でもまだまだ油断出来ません
安定期と聞くと何でも出来そうですが、やはりお腹の中で命を育てるのは安易なことではありません。妊娠中期に入って初期の頃より体調も整ってきて赤ちゃんも育ってきますが、まだまだ気を付けなければならない事はたくさんあります。妊娠初期の頃から言われているように過度な運動は妊娠中にはやめておきましょう。少しでもお腹の張りや出血があった時は、気後れせず病院に行って生産期で元気な赤ちゃんが産めるように頑張ってください。