記事の目次
- 1.妊娠15週目は安定期目前!赤ちゃんや妊婦さんの様子は?!
- 2.妊娠15週目とはどんな時期?胎盤完成とは?
- 3.妊娠15週目からは流産の危険性が少なくなる!
- 4.妊娠15週目の赤ちゃんはどんな様子?
- 5.【妊娠15週目の赤ちゃん①】身長と体重は?
- 6.【妊娠15週目の赤ちゃん②】皮膚が厚くなり胎毛や毛髪が!
- 7.【妊娠15週目の赤ちゃん③】器官の形成は終わる!
- 8.【妊娠15週目の赤ちゃん④】おっぱいを飲む練習が上手に!
- 9.【妊娠15週目の赤ちゃん⑤】利き手がわかる?!
- 10.【妊娠15週目の赤ちゃん⑥】性別が?性別がわかる?!
- 11.【妊娠15週目の赤ちゃん⑦】羊水が増えてよく動くように!
- 12.【妊娠15週目の赤ちゃん⑧】胎動はまだまだのよう
- 13.妊娠15週目の妊婦の体調や様子は?
- 14.【妊娠15週目の妊婦の様子①】お腹の大きさは?!
- 15.【妊娠15週目の妊婦の様子②】安定期の直前!
- 16.【妊娠15週目の妊婦の様子③】平熱に戻る
- 17.【妊娠15週目の妊婦の様子④】つわりが治まる人も!
- 18.【妊娠15週目の妊婦の様子⑤】子宮の靭帯の痙攣が?!
- 19.【妊娠15週目の妊婦の様子⑥】むくみに悩む人も!
- 20.【妊娠15週目の妊婦の様子⑦】腰痛や足の付け根の痛みが!
- 21.【妊娠15週目の妊婦の様子⑧】鼻血や鼻づまりが!
- 22.妊娠15週目は体調安定!でも油断は禁物!注意したいことは?!
- 23.【妊娠15週目の注意①】食べすぎ注意!
- 24.【妊娠15週目の注意②】体重管理をしっかりと!
- 25.【妊娠15週目の注意③】貧血には要注意!
- 26.【妊娠15週目の注意④】ストレスは避けてゆったりと!
- 27.【妊娠15週目の注意⑤】流産の可能性はゼロではない!
- 28.妊娠15週目は体調が安定しても油断は禁物!!
妊娠15週目の頃になると、つわりが治まってきて、吐き気や胃のむかつきなどが軽減したり、味覚や嗅覚が妊娠前の状態に戻る人が多く、今までつわりで食べられなかった反動から、食欲が旺盛になってしまう人が少なくありません。
確かに、お腹の赤ちゃんもこれからグングンと大きくなっていくので、妊娠前よりも必要なカロリーは増えます。
しかし、現代の日本の食生活の中で、妊婦さんが溢れんばかりの食欲に任せて食べたいものを食べたいだけ食べていたら、すぐにカロリーオーバーになってしまい、体重が増えすぎてしまいます。
食事の管理には気をつけて、カロリーオーバーにならないようにしましょう。
どうしても食欲を抑えられない時には、ローカロリーの野菜や海藻、寒天、こんにゃくを多用した食事やおやつを工夫して、ボリュームはあってもカロリーは少ない食事を心がけるようにしましょう!
【妊娠15週目の注意②】体重管理をしっかりと!
妊娠15週目の頃になったら、食事の管理とともに、体重管理もしっかりと行うようにしましょう。
体重が太り過ぎるのは、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になるリスクが高くなるほかに、産道に脂肪が付きすぎて難産になる可能性もあるので、良くありません。
しかし、出産後の体型の戻りを気にすぎて、厳密に体重管理やカロリー制限をしてしまうと、知的障害や発達障害の原因ともいわれる低体重児になってしまうこともあります。
体重を抑え過ぎるのも良くありません。
妊娠15週目の頃の体重増加は、1週間当たり300gから500g程度が適切になります。
食べ過ぎてしまう人も、太ることが嫌な人も、赤ちゃんの健全な発達と安産のために、この範囲で体重が増える様にしっかりと体重管理を行いましょう!
【妊娠15週目の注意③】貧血には要注意!
妊娠中は、お腹の赤ちゃんに沢山栄養を送るために、ママの体は貧血になりやすくなります。
特に、妊娠15週目の頃からお腹の赤ちゃんはぐんぐんと成長していき、血液の量も増えるために、赤ちゃんが必要とする鉄分もどんどんと増えていきます。
鉄分に関しては、幾ら摂取しても、ママの体の中に蓄えることができるので、過剰摂取になることはありません。
食事だけで鉄分を摂取することが難しければ、鉄分はサプリメントを使っても大丈夫なので、貧血予防のために鉄分の補給には日頃から努めましょう。
【妊娠15週目の注意④】ストレスは避けてゆったりと!
妊娠15週目になると、体調が安定することから、ついつい頑張りすぎたり、やりたいことに突進してしまうママも少なくありません。
特に、お仕事でつわりの時期に周りに迷惑をかけたことを心苦しく思っている人は、少し無理をしても仕事頑張ってしまう人もいます。
また、スポーツが好きだった人は、この時期から運動を頑張ってやり始めてしまう人もいます。
出産に向けて基礎体力は大切なので、全く動かずにゴロゴロとしてるのよくありませんが、胎盤が完成して状態が安定したとはいえ、妊娠中は普段よりもリスクが高い時期になります。
胎盤が完成したこの時期でも、ストレスをかけすぎたり、疲労を溜め過ぎると、流産になってしまうこともあります。
ストレスや疲労はできるだけ貯めずに、ゆったりとした気分で日々過ごせるように心がけてください。
【妊娠15週目の注意⑤】流産の可能性はゼロではない!
妊娠15週目になると、胎盤が完成して、赤ちゃんの状態もママの体調も安定することから、流産の危険性は今までよりもずっと低くなるのは、確かなことです。
しかし、流産の可能性がゼロになるわけではありません。
無理をし過ぎたり、ストレスや疲労を溜めすぎてしまい、子宮や赤ちゃんがこれ以上妊娠を継続することは無理だと判断したら、迷わずに体は陣痛を起こして、流産を促します。
また下腹に無理な力がかかってしまうと、その衝撃で子宮の収縮が始まってしまい、陣痛が起きてしまい流産になってしまうこともあります。
妊娠中の全ての流産の中で、8割は初期流産ですが、残りの2割は妊娠15週目での流産を含む後期流産となります。
妊娠15週目でも無理をすることは厳禁です。お腹の赤ちゃんのためにもゆったりとした気分で過ごせるように工夫をしましょう。