【妊娠15週目の赤ちゃん③】器官の形成は終わる!
エコーには映ることはありませんが、妊娠15週目の頃になると、身体の中の大切な器官の形成というのはほぼ終わって、本格的に機能が発達していく時期になっていきます。
また、体中の骨や筋肉の発達もこれから始まっていきます。
まだ妊娠15週目の頃では胎動を感じることが出来ませんが、これから赤ちゃんの力も強くなっていくので、徐々に胎動を感じられる人が増えてきます。
【妊娠15週目の赤ちゃん④】おっぱいを飲む練習が上手に!
妊娠15週目の頃の赤ちゃんというのは、指をしゃぶったり、羊水を飲み込んだりして、ママのおっぱいを吸う練習をお腹の中で始めています。
赤ちゃんがママのおっぱいを吸うのは身体の反射運動によるのですが、その反射運動の練習をすでにお腹の中で始めているのです。
指しゃぶりでは唇にものが触れた時にその方向を向く探索反射と、お腹の赤ちゃんは指にチュパチュパと吸いついて吸綴反射を鍛えています。
またモノを飲みこむ嚥下反射を羊水を飲み込むことで鍛えています。
エコーでも指しゃぶりをしている様子が確認できるかもしれません。エコーで指しゃぶりをしていたら、おっぱいの練習を頑張っているのです!
【妊娠15週目の赤ちゃん⑤】利き手がわかる?!
誰でも、生まれた時から右利きなのか左利きなのかが決まっていますよね。
他の家族は全員右利きなのに、1人だけ左利きという場合もあり、利き手がどうして決まるのかちょっと不思議に思いませんか。
利き手が決まるのは、お腹の中にいるときの吸綴反射が関係していると考えられています。
お腹の中で指しゃぶりをしている方の手が、生まれてから利き手になるのだと考える人もいます。
エコーで指しゃぶりが確認出来た時には、どちらの手をしゃぶっているのか確認してみると、赤ちゃんの利き手が確認できるかもしれません。
【妊娠15週目の赤ちゃん⑥】性別が?性別がわかる?!
妊娠15週目になると、性別がわかることもあります。
性別がわかるためには外性器をエコーで確認する必要がありますが、はっきりと外からでも性別がわかる外性器が、妊娠15週目の頃にはほぼ完成します。
そのために、妊娠15週目には、エコーの角度がよければ、性別がはっきりとわかることもあります。
ただし、この時期の外性器はまだ小さいので、エコーに映る性別も不確定なことも多く、この時期に伝えられた性別が変わることもあります。
特に男の子の性別はシンボルがはっきりと見えると確定しやすいのですが、女の子の性別ははっきりとわからないことも少なくありません。
性別を早く知りたいという人も少なくないでしょうが、まだこの時期には、性別がよくわからないということもよくあります。
性別を早く知ってベビー用品を早くそろえたいという人は、まだどちらの性別でも使える白や黄色を基調としたものを購入するようにした方がいいでしょう。
【妊娠15週目の赤ちゃん⑦】羊水が増えてよく動くように!
妊娠15週目になると、羊水の量が増えて、赤ちゃんの体が羊水の中で動きやすくなります。
骨や筋肉も発達し始めるために、お腹の中で手足を動かして活発に動くようになっていきます。
まだ、筋肉の力が弱いので、ママに胎動を伝えるほどではありません。
しかし胎動は感じなくても、それでも赤ちゃんは外の世界に出てきた時の準備運動を、妊娠15週目の頃から始めているのです。
【妊娠15週目の赤ちゃん⑧】胎動はまだまだのよう
妊娠15週目の頃というのは、つわりも終わってしまうと妊娠している実感が薄くなる、という人も少なくありません。そんなママにとっては、次の妊娠している実感を感じられるお楽しみが胎動になります。
胎盤が出来上がると、ママの体調も安定してくることが多いので、妊娠している実感を感じるためにも、胎動を早く感じたいと、胎動を心待ちにしているママも少なくありません。
確かに、早い人では妊娠15週目の頃に胎動を感じるという人もいます。
しかし、まだ妊娠15週目の頃では、胎動を感じる人の方が少ないのです。ほとんどの人は胎動を感じることはほとんどありません。赤ちゃんはママのお腹の中を活発に動き回るようになっても、骨や筋肉が弱いために、ママが胎動を感じることができるほど、強くママのお腹を蹴ることができません。
妊娠20週目ぐらいまでには胎動を感じる人が増えてきます。
胎動はもう少しの辛抱です!胎動を感じることは少し後のお楽しみにとっておきましょう。