記事の目次
- 1.戌の日には腹帯を締める
- 2.【戌の日の腹帯】なぜ安産祈願は戌の日にするの?
- 3.【戌の日の腹帯】戌の日ってそもそも何?
- 4.【戌の日の腹帯】腹帯はどこで手に入れるの?
- 5.【戌の日の腹帯】持参の腹帯は断られる場合もアリ
- 6.【戌の日の腹帯】腹帯を贈る風習
- 7.【戌の日の腹帯】腹帯は誰に巻いてもらう?
- 8.【戌の日の腹帯】腹帯の巻き方
- 9.【戌の日の腹帯】腹帯以外の選択もアリ
- 10.【戌の日の腹帯】腹帯の種類
- 11.【戌の日の腹帯】おすすめの腹帯①寿の入った犬印妊婦帯
- 12.【戌の日の腹帯】おすすめの腹帯②犬印はじめての妊婦帯セット
- 13.【戌の日の腹帯】おすすめの腹帯③エンゼルの妊婦帯
- 14.【戌の日の腹帯】おすすめの腹帯④PIGEONの妊婦帯セット
- 15.【戌の日の腹帯】おすすめの腹帯⑤らくばきパンツ妊婦帯
- 16.【戌の日の腹帯】西松屋
- 17.【戌の日の腹帯】腹帯の再利用~母から子へ~
- 18.【戌の日の腹帯】腹帯リフォーム作品例
- 19.【戌の日の腹帯】腹帯の返納(お焚き上げ)
- 20.【戌の日の腹帯】腹帯まとめ
少しふっくらしてきたお腹に初めて腹帯を巻いてもらう瞬間は何とも恥ずかしいような、嬉しいようなくすぐったい感情でいっぱいになります。
でもこのように大切に儀式として腹帯を巻いてもらうと、改めて大切な物に気づかされるようなあったかい気持ちになりますから、この日ばかりは自分でチャッチャと巻かずに人に甘えてみましょう。
忘れられない記念の戌の日になること間違いなしです。
【戌の日の腹帯】腹帯の巻き方
安産祈願でいただく(もしくは購入する)腹帯はまさに「帯」
一枚の木綿布です。
腹帯の巻き方を知らなければズルズルと下がってきますし、そもそも腹帯の効果が期待できません。
ちなみに腹帯の役割は2つ。
①大きなお腹を支える(腰の保護の役割もある)
②お腹を冷やさないようにする
腹帯の巻き方
巻き方にはちゃんと正しい巻き方と、ちょっとしたコツがあるので説明していきます。
まず一枚の木綿布を袋から出したら広げて横長になるように二つ折りにします。
このままだと長くて巻きにくいので、巻きやすくするために二つ折りにした帯をくるくるとロール状に巻いていきましょう。
ロール状になったら、まず下腹部あたりから巻き始めます。
この時二つ折りにしたわっかは下向きにするのがコツ。
くるっと一周したらお腹辺りで、上向きに帯を折り返し、今度はお腹の上部をくるりくるりと巻いていきます。
1周したら折り返す、1周したら折り返すを繰り返していき、最後、布の端を上から差し込めば完成です。
この時の端は腹部周りの大きさによるので、お腹でも背中でもどこで終わってもOKです。
分かりやすいように動画でも巻き方を参考にしてくださいね。
【戌の日の腹帯】腹帯以外の選択もアリ
動画を見てお分かりいただけたかと思いますが、なんせ昔からある腹帯は巻き方が面倒くさい。
1人目の妊娠ならまだ余裕があるので、巻く時間も取れますが、2人目3人目の妊娠となると毎回毎回巻いていくのもちょっと大変ですよね。
腹帯の良いところは自分のお腹に合わせて巻くことができ、サポート力も巻き方の強弱によって調節できるところなのですが、もっと便利で簡単なものも市販されていますから紹介していきましょう。
【戌の日の腹帯】腹帯の種類
お腹を守り、腰をサポートしてくれる腹帯にはいろいろな種類があります。
それぞれつけ心地や、役割が違いますから、自分に合うものを選ぶか、複数種類を用意しても良いでしょう。
一つ一つ紹介しながら特徴をまとめていますので参考にしてください。
腹帯
安産祈願の時に購入するか、ご祈祷の際にいただくものです。
一枚の木綿布でクルクルと巻くタイプなので、締め具合や巻く位置を自分で好きなように調整できるので便利です。
難点は巻き方が分からないとモタモタしてしまう、緩んでしまうという事。
慣れれば簡単です。
ガードルタイプ
ガードルパンツのような形で、足を入れて履くタイプなので、ずれないところが最大の特徴です。
お腹周りをしっかりと冷えから守ってくれるように大きなお腹がすっぽり入るサイズになっていて安心です。
また下腹部は重たくなるお腹を支えられるように、補強されています。
マタニティベルト
マタニティベルトは名前の通りベルトでお腹全体を守ってくれるものではありません。
大きくなってくるお腹を支えるため、そして疲れる腰をサポートしてくれる妊婦用のコルセットだと考えると分かりやすいかもしれません。
妊娠後期になって腰や恥骨に痛みを感じるようになると痛みを緩和することができます。
産後も骨盤を締めるために使えるのでなかなか便利です。
出産のときに持参していると、出産の後看護師さんがマタニティベルトで骨盤を締めてくれる産院もあります。