「喧嘩するほど仲がいい」って、よくよく考えると2つの意味があるような気がします。
「喧嘩するけど仲がいい」のか、それとも「喧嘩すればするほど仲がよくなっていく」のか…。
ひとつわかるのは、決して喧嘩ばかりしている状態のカップルではないということです。
アメリカの心理学研究によると、まったく喧嘩しないというのは実はお互いに興味がなく、下手をすれば無関心であることすら意味するようです。
カップルになっているからにはお互いに興味があるからでしょうし、無関心の相手に喧嘩する気が起こるわけもないですね。もしそのとおりであれば別れの危機とも言えるでしょう。
このアメリカの研究結果から考えると、「喧嘩するぐらい仲がいい」というのは一理あるでしょう。
「喧嘩するほど仲がいい」って、どういう喧嘩?
喧嘩にも種類があります。口喧嘩やからかいに近い喧嘩、DVのようなもはや暴力行為とも言える喧嘩までいろいろです。
仲がいいというからには、あくまで喧嘩をしたらスッキリ仲直りしなければなりません。だとすると手や足が出たり、モノを投げたり、警察沙汰になるような喧嘩では全くお話にならないということになります。
喧嘩するほど仲がいいとされるのは、『痴話げんか』の範囲に留まります。
思わず心にもないことを言ってしまったけれど、後々思い返して「ゴメン」と言える、また、どんな喧嘩の内容であったとしても、なんだかんだで相手を許せるのがいちばんいい喧嘩と言えます。
だって、心理の根本には「好き」という気持ちがあるんですから!
どんどん喧嘩して、それでも関係が長続きするってステキですね。
喧嘩するほど仲がいいカップルに倦怠期はある?
倦怠期とは、付き合っているカップルの一方、または両者がパートナーに対して飽きることです。
喧嘩ができるということは、「お互い喧嘩ができるほどしっかりコミュニケーションがとれる」ことを意味します。そこに「飽きる」という気持ちがあるはずがないです、倦怠期がおとずれることも考えづらいです。
むしろ本当に飽きたと思ったら、自分の心に嘘をつくことなく喧嘩別れすることになる可能性が高いでしょう。
一見倦怠期に見えたとしても、喧嘩をすること自体に疲れて、お互いに対する『思いやり』が生まれていることも考えられます。
お互い心に嘘をつくことなく、ほめ合いながら、喧嘩しながら、ふと気がつくと「倦怠期らしきものがあったかも?」というのが、喧嘩するほど仲がいいカップルの嘘いつわりない本音かもしれないですね。
喧嘩するほど仲がいいカップルは長続きする?
先ほどの倦怠期と同じく、嘘いつわりなく本音をさらしてお互いの気持ちを確認し合っているはずですから、基本的には長続きすると言えるでしょう。
また、気をつかわずに付き合いを続けるには、どこかで話し合いをする必要が出てきます。それはよほど深い仲まで関係を築かないと、とてもじゃないけれどムリな話です。
もし結婚を考えているとすると、なおさら長い年月をいっしょに過ごすためにも、一方が我慢するということはあってはなりません。
火種をくすぶらせたまま、関係が長続きするなんてことはあり得ません。
やはりお互いの考えを話し合って、適度に喧嘩できるのが長続きする秘訣と言えそうですね。
喧嘩するほど仲がいいカップルの心理は?【男性編】
男性の主な心理としては次の2つがあるようです。
1)長続きするような、もっといい付き合いができるように彼女の本音が知りたい
2)結婚を意識しているから、喧嘩してでも愛情いっぱいの厳しい言葉を伝えたい
大好きな彼女だからこそ、自分の気持ちに嘘をつけないのはもちろん、彼女にも嘘をついてほしくない、といったところでしょうか?