女の子の名前には、美しく可憐に育ってほしいという願いを込めて、「花」という漢字そのものを使ったり、何かの花の名前を付けたりすることも多いですよね。
今回は、数ある花の名前を使った名前の中で、海外でも馴染みやすい、発音のしやすい名前をご紹介します。いずれも海外で名前の由来を聞かれたら、堂々と答えられる素敵な名前になりますよ♡
①ユリ(百合、由梨、結莉など)
ユリは英語では「Lily」なので、少し響きが似ています。短い名前は発音がしやすく覚えやすいので、花の名前の中でも海外で通用しやすい名前ではないでしょうか。
ユリの花言葉は「純粋」や「無垢」なので、いつまでも純粋さを失わずにいてほしいという願いを込めることができます。
②サクラ(桜、咲良など)
桜は日本の花というイメージが海外でも浸透しているので、サクラという響きは親しみやすいと思います。
桜の花言葉は、「精神美」や「純潔」という花言葉があり、桜のように可憐で清らかに育ってほしいという願いを込めることができます。桜の花には美しいばかりではなく、おしとやかなイメージもあるので、海外でも日本的な女性らしさを連想される名前ではないでしょうか。
③ラン(蘭など)
ランは短く、海外でも発音しやすい名前です。響きも可愛らしいので、親しみやすい名前だと思います。
ランの花言葉は種類によって様々ありますが、ラン全般では「美しい淑女」や「優雅」というものがあります。美しく育ってほしいという願いを込めることができ、日本でも海外でも呼びやすいぴったりな名前です。
④マリ、マツリ、マリカ(茉莉、茉莉花など)
茉莉花は一般的にはジャスミンと呼ばれる花です。ジャスミンから取り、マリ、マツリ、マリカという名前を付けることができます。響きも可愛らしいですし、ジャスミンはプリンセスの名前としても親しまれているので、憧れの対象になりそうな名前です。
ジャスミンの花言葉は、「愛想の良い」や「愛らしさ」です。誰にも愛され、守ってもらえる女の子になってほしいという願いを込めることができます。
⑤モモ(桃、萌々など)
モモは、その可愛らしい響きと桃色(ピンク)のイメージで、日本で長く人気を誇る名前です。シンプルで短い名前なので、海外でも発音しやすく親しまれる名前だと思います。
桃の花言葉は、「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」というもので、可愛らしさの中にもしたたかさを感じさせます。
⑥アイナ(藍那、愛菜)/アイラ(愛良、亜衣羅)
アイはシンプルで海外でも発音しやすい名前です。藍色(インディゴ)の色彩とすっきりとした響きが合わさり、スタイリッシュなイメージの名前です。ただし、先ほどもご紹介したようにアイという名前は英語の一人称の「I」と響きが同じですので、アイナ、アイラのような名前にすると良いでしょう。
アイコは「o」で終わる名前で男性名と間違われかねないので、避けたい場合は別の音を選びましょう。
アイ全般の花言葉は「美しい装い」「あなた次第」で、染料としての藍の印象が強いですが、どんなものも染めてしまう色、つまり、どこへ行っても自分らしさが出せるという意味を持たせることができます。海外で活躍するならぴったりの名前ですね♪
⑦リラ(莉羅、梨良など)
リラはフランス語でライラックのことを指します。ライラックは欧米、特にヨーロッパで好まれている「友情」「謙虚」「思い出」などの花言葉をもちます。
4月~6月ごろに花を咲かし、優しい香りが心を親します。春から初夏にかけて生まれた女の子の名前としてもおすすめです。
海外でも通じる女の子の名前を付けてグローバルに♡
いかがでしたか?海外でも通用する女の子の名前には、可愛い響きを持つもの、素敵な意味を持つものがたくさんありますよね。
海外の人たちの中には、日本の名前は発音しにくく覚えにくいという印象を持っている人も少なくありません。
これからのグローバルな時代を生きる子どもたちには、日本国内だけでなく、海外でも「素敵な名前」と思ってもらえる名前を付けてあげましょう。
発音しやすい名前は、すぐに覚えてもらえるので、コミュニケーションが円滑に進みます。初対面の人と毎回名前の説明をする煩わしさをなくすためにも、名付けの際は海外で通じるかどうかを考えてあげてくださいね。