アイスキューブ・溶けない氷の選び方
アイスキューブはどれも可愛く、いろいろ集めたくなりますが、実はそれぞれサイズや素材は異なります。あれこれ買い込む前に、何に使うのか、何を重視するのかをよく考えておきましょう。カゴに入れる前に、裏の記載を必ずチェックすることも忘れずに!
用途に合った素材をチョイス
とにかくドリンクを冷やしたい、長時間ひんやりドリンクを楽しみたい、という保冷を目的にした方には、ステンレス製のアイスキューブがおすすめです。見た目にポップさはありませんが、おしゃれ感や高級感はあります。
気軽にポップさを楽しみたい、あるいは水筒やグラスを傷つけたくないという方には、プラスチック製のアイスキューブがおすすめです。実は保冷能力はそれほどありませんが、SNS映え度はNo.1です。
意外性や驚きを楽しみたい方には、ストーンアイスキューブがおすすめです。ストーンは熱湯消毒ができるという利点があり、長く使えて経済的です。
グラスに合ったサイズかをチェック
アイスキューブは、日常的に使われる氷と同じ、直径2~3cm程度のサイズのものが多いです。入れ物に対して大きすぎるものを複数入れてしまうと、アイスキューブ同士がぶつかり合って、入れ物やアイスキューブ自体を傷つけてしまう可能性があります。
グラスが小さいようなら、小さめのものを探してみることをおすすめします。大きめの水筒に使うなら、やはり長い円筒形のアイスキューブが使い勝手が良いと思います。
衛生面からお手入れのしやすさも大切
ドリンクやスイーツ用に何度も繰り返し使うのなら、食器と同様にお手入れのしやすさも考慮しましょう。お手入れはスポンジと食器用の中性洗剤でOKですが、深い溝があったり凹凸の多いデザインは洗い残しが心配です。
衛生面を重視するなら、やはり熱湯消毒できるストーンアイスキューブがおすすめです。
100均のアイスキューブの注意点
何度も繰り返し使えるアイスキューブと上手に付き合うために、その特徴や注意点をよく知っておく必要があります。
基本的には綺麗に洗ったあと冷凍庫で凍らせるだけですが、扱い方には注意が必要です。便利なアイテムなだけに、まずは細かい注意点をよく読んでおきましょう!
熱い飲み物への使用はNG
アイスキューブは、氷の代用品ではありますが、別物です。熱い飲み物を冷ましたいときには使えませんので、ご注意ください。ストーンアイスキューブ以外は耐熱性がなく、熱湯には耐えられません。
アイスキューブの中身は蒸留水なので毒ではありませんが、飲むように作られているわけではないので、破れて中身が出てしまったら、そのドリンクは破棄して飲まないようにしましょう。
特にプラスチック製のアイスキューブは柔らかいので、つぶしたり爪を立てたりして傷をつけないように気を付けてくださいね。
しっかりと洗って衛生的に
アイスキューブは直接ドリンクやスイーツに触れるもので、汚れが残っていれば体内に入ってしまう危険性があります。
アイスキューブは、清潔に保つことが必要不可欠です。使ったあとはすぐに洗うようにしましょう。
小さいものを1個ずつスポンジで洗うのが面倒なら、清潔なタッパーに水と洗剤を入れ、そこにアイスキューブを入れてよく振りましょう。その後流水で流し、乾かしてから清潔なタッパーに入れて保管してください。
それでも匂いや色が付く可能性もゼロではないので、定期的に買い直すようにすると安心ですね。
誤飲に気を付ける
アイスキューブは溶けないのがメリットでもありますが、デメリットでもあります。誤って飲み込んでしまうとのどに詰まらせる危険性があります。
お子様のドリンクに使うとき、普段は使っていない来客用に使うときは、特に気を付けてくださいね。また、ゼリーやナタデココと間違える危険性もあるので、あらかじめ伝えておく必要があります。