裾上げテープをズボン1周より5cm以上長く切る
テープをカットして準備しておきましょう。長さは、片足側一周の長さ+5cmです。加熱するとテープは縮んでしまいますので、しっかりと強度を保ち、仕上がりが綺麗になるように長めにテープを切っておきます。
ちなみに、この作業の間にアイロンの加熱をしておくと後々の作業がスムーズです。
テープを水で湿らせて絞る
テープを水で濡らし、余分な水分を絞って除きます。ここでのポイントは2つ。
1つ目は、水を絞り過ぎないこと。水分が足りないと布を接着できない場合があります。2つ目は、お湯を使用しないこと。お湯に糊が溶けだしてしまう場合があります。逆に、失敗してしまった場合はお湯で落とすことができる場合もあるようです。
アイロンを押し当てる
アイロンをかける前に、必ず温度の確認と、アイロンがけできる布地かの確認をしましょう。宛て布も用意しておいたほうが安心ですね。
アイロンがけのコツは、スライドさせるのではなく接着させる箇所にゆっくり乗せるように、焦がさないよう一か所に時間をかけ過ぎないことです。この作業は特に慎重に進めていきましょう。
表に返し、折り目をつける
最後の仕上げです。ズボンを表に返し、アイロンでプレスして綺麗に折り目をつけましょう。この時、布がつったような状態になっていないか、よれていないかも確認しておきたいですね。
先ほど記載していたように、修正が必要であればまずはお湯でテープを外してみましょう。一度手順を踏んでいるので、2度目は成功しやすいはずです!
裾上げテープの使い方を教えてくれる動画もありますので、この記事と併せて確認してみてくださいね。
100均の裾上げテープで簡単にお直し
裾上げテープの便利さ、ご体感いただけたでしょうか?市販で片面タイプだけではなく両面タイプもありますので、手芸のレベルや用途に合わせて使い分けてみるのも良いですね。
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