木材への使い方
木材にシリコンスプレーを使うのもおすすめの方法です。木材、例えば家具やインテリア、床などの艶出し、防水加工処理のためにシリコンスプレーを使うこともできます。木材家具をDIYしたい時にも活躍します。
ただ、こちらの場合も石油系溶剤タイプではなく、無溶剤タイプのシリコンスプレーを活用しましょう。木製家具の引き出しの滑りを良くしたい時にも活用することができます。
引き出しへの使い方
長期間家具を使っていると、どうしても引き出しなどにガタがきてしまいます。特に引き出しの立て付けが悪くなったり、購入時に加工されていた潤滑加工が徐々に剥げてきてしまっていたり。その結果滑りが悪くなった引き出しの滑りを良くするのにも使うことができます。
特に木製、プラスチック製の家具などには無溶剤タイプのシリコンスプレーが活躍します。使い勝手が良いシリコンスプレーを使って、日々の暮らしをさらに便利にしましょう。
シリコンスプレーの注意点
ただ、シリコンスプレーを使用する上で、気をつけないといけない部分もあります。元々は専門の職の方が使っていた、ホームセンターで販売されていたスプレーです。一般的に使われるようになってはいるものの、正しく使わなければ使用者に危険が及びます。
しっかりと注意点は守って、シリコンスプレーを活用しましょう。
火気厳禁
まず、スプレー全般に言えることではありますが、シリコンスプレーは火気厳禁です。シリコンスプレーもヘアスプレーなどと同様、高圧ガスの一種です。ですので火気の近くで使用してしまうと、引火してしまう恐れがあります。
できるだけ火の元から離れて、通気性の良い場所で使用するようにしましょう。特にキッチン周りの引き出しの潤滑剤として使う場合は注意が必要ですね。
直接吸い込まない
シリコンスプレーは決して人体に良いものではありません。石油系溶剤タイプの場合はなおさらですね。特にスプレータイプの場合は、スプレー口を自分に向けていなくとも、跳ね返りでスプレーの内容物を吸い込んでしまう恐れもあります。
ですのでシリコンスプレーを使用する場合は、できるだけ屋外で利用することをおすすめします。屋内で使用せざるを得ない場合は、マスクを使用するなど直接吸い込まない工夫も施して使用しましょう。
複数人で使う場合は、絶対に人の顔などに向けてスプレーを発射しないように気をつけましょう。
床に向けない
シリコンスプレーは潤滑剤としての効果が非常に高いです。特にDIYをする場合は、床などの上にスプレーを塗布したいものを置いてスプレーをするかもしれません。シリコンスプレーは無色透明なので、周りに何も敷かずに使用してしまうかもしれませんがそれはNG。
シリコンスプレーを使用し、それが床に付着してしまった場合、潤滑効果が床に施されてしまい、床が非常に滑りやすくなってしまいます。そのことを忘れて上を歩いてしまうと、思わぬ転倒、怪我を招いてしまう可能性もあります。
そうならないように、床で使用する場合は、必ず新聞紙やビニールシートなどを敷くようにしましょう。万が一床などにスプレーが付着してしまった場合は、クレンザーで拭き掃除をするとかなりスプレーを取ることができます。
100均シリコンスプレーは使い勝手抜群
今回はシリコンスプレーの使い勝手の良さについてご紹介してきました。シリコンスプレーは日常的な場面にも役立つ、非常に一般的なアイテムになってきました。シリコンスプレーを正しく利用して、DIYをさらに楽しく、クオリティの高いものにしましょう。