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依存体質?あなたは大丈夫?
人間は一人では生きていくことはできません。
時には誰かしらの力を借りたり、助けてもらったり、反対に誰かを助けたり、力になったり、そうやって持ちつ持たれつ生きているのです。
それでも、やはり人間は自分一人でできることは自分でやり抜き、できることなら他人の手を煩わせず生きていかなければいけないのです。
しかし、中には一人では何もできず、本来なら自分一人の力でやるべきことを、人に頼ってばかりいる人もいます。
それが女性に多い、依存体質というものです。
いつまでも親に頼っている。
彼氏ができると彼氏に頼ってばかりいる。
彼氏がいないと生きていけない。
もしかしたら、相手をも苦しめているかもしれません。
あまりにも多くのことを望みすぎて、相手をがんじがらめにしてしまったり、要求に応えてくれないことに対してイライラしてしまったり、相手も自分も苦しめてしまうのです。
辛いことから逃げる依存体質
依存は愛情ではありません。執着です。
そして依存は、辛いことから逃げようとする逃避から始まります。
誰でも辛いことをできれば避けて生きていきたいと願うものです。
しかし、この世の中は楽しいことばかり、楽なことばかりではありません。
どこかで、自分自身で対峙していかなくてはいけないのです。
依存体質の人間は、辛いことから少しでも気をそらそうとします。
安心できる人に身を委ね、気をそらしてそこに安堵感と喜びを感じるのです。
安堵感には果てがありません。
もっと強い安堵感が欲しい、もっと安心したい、もっと楽でいたい、そういった果てしのない欲求が依存をエスカレートさせてゆくのです。
そこに、愛と呼べるものがあるでしょうか。
自分の安心が優先で、相手の都合も考えず自分の欲求だけを満たす行為、それは愛情ではありません。
さらに、自分の欲求が満たされないとなると、不満が出てきます。
不満とともに生まれてくるのは、寂しさ、不安、恐れ、自己嫌悪、執着など、マイナスな感情です。
女性の場合、相手に多くを求めすぎ、相手がその要求に応えられなくなり、それが原因で別れると、寂しさのあまり、誰かに依存したいという強い欲求からすぐに恋人を見つけ、また別れるという、同じことを繰り返す人もいます。
そこには誰かに依存したいという心理だけがあり、愛情は見せかけのものであったりする場合も多いのです。
依存体質をどうにかして治したい、そう思っている女性も多いのではないでしょうか?
依存体質の原因を知り、改善する方法もあるのです。
依存体質の特徴・原因と改善方法11選をご紹介!
それではここから、依存体質の特徴、その原因と改善方法をご紹介いたします!
自分が依存体質かどうか知ることは、恋人を含め、人間関係をスムーズにするために必要なことです。
もし、依存体質の自覚があれば、その治す方法も知っていたほうがいいですね。
依存体質の特徴・原因①問題を直視できない
依存体質は、自分の置かれた状況を直視できない、そこから目を背けようとする特徴があります。
あまりに問題を抱えすぎ、自分では処理できなくなり、現実逃避してしまうのです。
その問題の原因を知り、解消するために人間は行動しますが、それを苦痛と感じ、その現実から逃れようと恋人に頼ってしまうのです。
依存体質の女性の心理には、「彼氏がどうにかしてくれるはず。」という甘えの心理があります。
しかし、彼氏は問題を全て解決してくれるわけではありません。
結果、相手に不満をぶつけ別れてしまうのです。
原因は、抱えている問題をしっかり理解していないことです。
依存体質の改善方法
まず、自分の抱えている問題を、ひとつひとつ明確に解きほぐしてゆくことが大事です。
一度にすべての問題を解決してゆくのは誰でも困難なものです。
依存体質を治すには、まず簡単な自分一人の力で解決できると思える問題と正面から向き合いましょう。
そうやってひとつひとつ解決してゆけば、問題解決に他人の手を借りなくて済むようになるかもしれません。