記事の目次
- 1.洞察力の鋭い人ってどんな人?
- 2.洞察力と観察力の違いとは?
- 3.洞察力の鋭い人の特徴①常に理由を考える
- 4.洞察力の鋭い人の特徴②物事の目的を意識する
- 5.洞察力の鋭い人の特徴③疑問を持ち続ける
- 6.洞察力の鋭い人の特徴④物事を多角的に見る
- 7.洞察力の鋭い人の特徴⑤「今」に括らない
- 8.洞察力の鋭い人の特徴⑥博識
- 9.洞察力の鋭い人の特徴⑦客観視を忘れない
- 10.人の心理を理解して洞察力を高めよう
- 11.洞察力を鍛えるとこんな時に便利!
- 12.洞察力を鍛える方法①考察する時間を自分から作る
- 13.洞察力を鍛える方法②情報を常に仕入れる
- 14.洞察力を鍛える方法③噂を信じない
- 15.洞察力を鍛える方法④故人・偉人に学ぶ
- 16.洞察力を鍛える方法⑤睡眠を取る
- 17.洞察力が鋭い人の心構え①流されない
- 18.洞察力が鋭い人の心構え②感情で動かない
- 19.洞察力が鋭い人の心構え③立ち止まる勇気を持つ
- 20.洞察力を磨いて他人の先を歩こう
知識を深める・知識を広げるということは自分が許容できる器を広げるということ。
洞察力が鋭い人は様々なケースやパターンを自ら知り得ようとします。さらにそういった知識を自分の中に蓄積させておくことで様々な憶測や様々な予測が出来ます。
その為、物事を考えたり本質を見抜くための考察をする時も、蓄えた知識を参考にして多くの視点から多くのパターンを考察でき、その中から自分が思う「本質」を選び抜くことが出来るのです。
そのために、洞察力に長けている人は物事の本質を鋭く見抜くために、様々な知識を蓄えていける人ということも特徴と言えるでしょう。
洞察力の鋭い人の特徴⑦客観視を忘れない
洞察力が鋭い人は人の心理を理解しなくては、独りよがりの考え方になってしまうということをよく知っています。
その為、自分が可能な限り物事を客観的に見るように努めるという特徴があります。
何事も、自分一人だけの感性や感覚だけせすべてを推し量ることが出来ないということを知っているのです。
ですので、他人の心理を見抜く観察力も身に着けることを疎かにすることはありません。
洞察力が鋭い人は、自分以外の人間がその物事を見た時にどんな感情を抱くのか、何を考えるのかということも熟考することが出来るのです。
現在の物事において、大抵のことは人間が動かしています。
経済・科学・技術。様々な目に見えない奇跡やスピリチュアルなものに導かれることもあるでしょうが、物事を進めるうえで欠くことが出来ないのが、人を介することです。
洞察力鋭い人はこの「人」の視点・「人」の感情、「人」の欲求が多種多様にあることを知っている為、出来る限り多くのケースに分けて物事を思索し、熟考し、何が本質化を見抜いて行くことができるのです。
人の心理を理解して洞察力を高めよう
洞察力の根幹は「本質を見抜く力」ですが、言い換えると「人の感情を見抜く力」と言い換えることもできます。
感情とはある意味「欲」を綺麗に言い換えた言葉です。
洞察力が鋭い人はその人の「欲」さえも見抜いて物事の先を見据えることが出来ます。
では、その洞察力を鋭くするために意識したら良いことは何か。それは人の心理を見ることです。
人の願いや欲。これらがいい意味でも悪い意味でも物事の本質になるケースが多いです。
「もっと世の中を便利にしたい」という欲。「もっとあの人に愛されたい」という欲。「仕事(会社)をもっと発展させたい」という欲。
更にはもっと純粋な「人類に新たな文明を残したい」という欲もあるでしょう。
物事の本質は意外と人間の心理や感情と大きく関わっていることが多いです。
それらを見抜くための洞察力を鍛える為にはまず、人の心理を学んでみる。考察してみるというプロセスも大切なことであると心得ましょう。
洞察力を鍛えるとこんな時に便利!
洞察力を鍛えると、人の一歩先を見据えて行動が出来ます。
その為、洞察力の鋭さを身につけると様々な場面で役に立つのです。
例えば仕事。物事の本質を見抜き優先順位を考えて動けば他のライバルに大きく差をつけることができます。
さらに、家庭においてもパートナーの心理や感情を様々な視点で考察出来れば、大きな喧嘩やトラブルになる前に堅実的な話し合いができ、良好な関係を維持できます。
更に、子育てにおいても「こうでなくてはいけない!」「これが常識!」といった枠にとらわれる事がなくなります。
そして子供が興味を示したものに対して、才能を幼いうちから見つけ出してあげることもできるでしょう。
そして博識で見分が広ければ広いほど、子供の個性を叩きつぶすことなくのびのびと成長させて上げることが出来る親になれるかもしれません。
洞察力を鍛える方法①考察する時間を自分から作る
では、洞察力を鍛えるためにどうしたらよいのか。
まずは、物事を考察する時間を「あえて」作ること。
現代人は何かと忙しく、目まぐるしい毎日をすごしています。気が付けば体はバタバタと忙しく動いているのにしっかりと物事を理解しているのかと問われると不安になる…と言う人も多いでしょう。
さらに、「考える事が大切なこと位わかってる!」と憤る人もいるかもしれませんが、自分の生活の中で「考えるだけ」の時間を進んで作っているのと作っていないのとでは熟考の深さが異なるのです。
洞察力を鍛える為に時間を「あえて」作る。この作業をするためには、まずは時間を決めること。
朝一番。夜眠る前。一日15分でも構いません。まずは「考える事」に集中できる環境を整えましょう。
気になった物事、本質を知りたい物事、心につっかえている物事をただひたすらに思案し思索するのです。
出来るだけペンと紙を用いて見える化すると良いでしょう。自分が今心で考えていることを視覚的にとらえることが出来るようになります。
そうして洞察力を鍛えるために、「考える」という時間を自ら作り出していくのです。