様々な人と出会うたびに特徴を捉え、記録していくことで人との関わり方も学ぶことが出来ます。
机の上を見ているだけでは実践的な力はなかなか身につきません。
【人を見る目を養う方法】⑥口癖から心理状態を察する
口癖はその人の特徴をよく表しています。
上司でも悪い上司と良い上司の口癖をよく観察してみてください。全く違うはずです。
あまり信頼できない人はそれなりの口癖を持っているんですね。
また、あなた自身の口癖を観察することで自分がどんな人物なのか知ることも出来ます。
口癖は人の心理状態をよく反映しているので、普段どんな口癖があるのか周囲の人に聞いてみてもいいかもしれませんね。
■参考記事:「要は」が口癖の人の性格と心理って?コチラも参照!
【人を見る目を養う方法】⑦言葉だけを抜き出す
人が物を感知するには五感がありますよね。
聴覚・視覚・触覚・嗅覚・味覚。
そうした五感の中でも、最も多くの情報量を得られるのが視覚です。
身振り手振りや表情などで情報を多く受け取って話を理解しているんですね。
しかし、この視覚情報に頼りすぎると、人のことを見誤ってしまう可能性が高くなります。
特に、詐欺師のような人は本当に人が良さそうな顔、表情を研究し尽しています。
根っからの人たらしは天才的な詐欺師になるとも言いますよね。
そうした表情やジェスチャーに惑わされてしまうと、人に騙されてしまいます。
人を見極める為には、一度その人の言葉だけ抜き出して考えてみましょう。
落ち着いて考えるととても酷い言葉を口にしていたり、矛盾したことを話しているかもしれません。
【人を見る目を養う方法】⑧行動を観察する
どんな時にどんな行動をとるのか観察することで人を見る目が養われます。
例えば、挨拶をされたときにどんな行動をとるのかによってもその人の特徴がわかりますよね。
その人の方を向いてしっかりおじぎをしていたのであれば礼儀正しい人ですし、その相手は目上の人や役職にある人なのでしょう。
また、目も合わせず小さな声で返すようであれば、その人は元気がなく何か悩んでいるのかもしれませんし、寝不足なだけかもしれません。
たった一つの行動から沢山のことがわかるんですね。
【人を見る目を養う方法】⑨特徴と性格の一致を検証する
人の特徴や言動などを観察した後は、気が付いたことをメモにまとめておきましょう。
どんな口癖があって、どんな表情をよくするのか。笑い方はどんな風か。上司への態度はどんなものか。仕事ぶりは?友人関係は?
ちょっと大変ですが、普通に話をしていれば手に入れることが出来る情報です。
私たちは普段暮らしている中でも沢山の情報を手に入れているんですね。