頭が回らない原因は病気かも？頭が働かない時の改善方法7選！

自律神経失調症になった時も、頭が回らない、という症状が出る事があります。

自律神経とは、簡単に言うと、自分では意識して働かすことが出来ない神経の働きの事です。

例えば、「心臓を動かす」とか「血流」「代謝」と言ったような、体が勝手にしてくれている働きをコントロールしてくれている神経ですね。

自律神経失調症とは、その自律神経の乱れによる病気です。

その結果、めまいや動悸、発汗、気分の落ち込みや頭が回らないなど、自分で制御できない症状が出ます。

自律神経失調症になる原因の多くが、ストレスによるものです。

ストレスを溜め込まない為にも、適度な運動や休息を行い、ストレス発散を行う必要性は、ここにもあります。

頭が回らないと感じる病気の中に、統合失調症という病気があります。

統合失調症の症状としては、被害妄想などの強い思い込みがあったり、誰かにストーカーされている、と幻覚を見たり、人が自分の悪口を言っている、と幻聴が聞こえたりと、特徴的な症状があります。

また、前兆期には、イライラする、思考がまとまらなくて何を話しているのか分からなくなる、頭が回らない、集中力が低下する、といった症状がありますが、このような事は誰にでもある事なので、気付かないうちに症状が進行してしまうケースが多々あります。

統合失調症は、早期治療が早い回復に繋がりますので、「ちょっとおかしいかも」と思ったら、早めの専門家による治療をお勧めします。

この場合も、不安や悩み、過労、不眠などのストレスが悪化する要因になりますので、一人で悩まず、早めの治療に取組みましょう。

頭が回らないのは、体の疲れから来る脳の疲れや、ストレスが大きく関係しているのはご理解いただけたでしょうか？

蓄積された疲労を、すぐに回復させることは難しいかもしれませんが、ここで、即効性のある簡単な回復法をいくつかご紹介します。

但し、これは脳の疲れやストレスの根本原因の解消ではなく、一時的にリラックス効果があるモノですので、「今、頑張らなきゃ」って時にお役立て下さいね。

（１）コーヒーを飲む
コーヒーの香りにはリラックス効果があります。
缶コーヒーやパックの珈琲ではなく、出来ればドリップしたコーヒーの方が効果的です。
また、カフェインを含んだ飲物は疲労回復効果があると言われていますので、コーヒーが苦手な人は、暖かい緑茶や紅茶、ハーブティーなども良いと思います。

（２）リラックスする
仕事中などは、なかなかリラックスする事は難しいかもしれませんが、１０～１５分程度でも睡眠をとる、目を閉じて何も考えない時間を作るのも効果的です。
瞑想や腹式呼吸も、副交感神経を活発にさせるので、短時間でもやってみるようにしましょう。
また、アロマやお香を焚いてみる、ヒーリング音楽をＢＧＭにするのも良いでしょう。

（３）リフレッシュさせる
頭が回らない、と感じたら、一旦席を外し、場所を変えてみるのも良いですね。
ちょっと外に空気を吸いに行く、緑が見える所に行く、遠くの景色を見るなどのリフレッシュも良い方法です。
また、軽くストレッチするのもリフレッシュ出来ます。

（４）頸動脈を冷やす
頭がボーっとして来たら、冷やした濡れタオルで頸動脈を冷やすのは効果的です。
脳に流れる血液を冷やすので、頭がスッキリします。

（５）睡眠時間帯の確保
脳の疲れを取るには、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も影響してきます。
脳や体にとって良い睡眠の時間帯は、夜の１０時～２時の間です。
この時間帯は、脳に良いホルモンの分泌が最も盛んに行われますので、この時間帯には、なるべく睡眠をとるようにしましょう。

■参考記事：頭の回転を速くするには？コチラも参照！

一言に「頭が回らない」と言っても、その症状や原因は様々です。

あなたに合う症状や改善方法は見つかりましたか？

もし、精神的疾患の可能性が疑われるなら、早めの治療を行いましょう。