記事の目次
- 1.高温期9日目にフライング検査・結果は必ず陰性?
- 2.高温期9日目にフライング検査・陰性が陽性に変わる可能性有り
- 3.高温期9日目はフライング検査だという自覚を持ちましょう
- 4.高温期9日目にフライング検査するよりも、14日目を待とう
- 5.フライング検査薬の結果も、個人差があります
- 6.高温期9日目フライング検査前・どのような症状がある?
- 7.高温期9日目フライング検査前(1)下腹部痛がある
- 8.高温期9日目フライング検査前(1)’下腹部痛の詳細
- 9.高温期9日目フライング検査前(2)おりものの変化
- 10.高温期9日目フライング検査前(3)おりものに血が混じる
- 11.高温期9日目フライング検査前(3)’おりものの異常は要注意
- 12.高温期9日目フライング検査前(4)基礎体温が下がる
- 13.高温期9日目に体温が下がる原因(1)計測ミス
- 14.高温期9日目に体温が下がる原因(2)着床時の基礎体温低下
- 15.高温期9日目フライング検査前(4)’長期間の体温低下は要注意
- 16.高温期9日目フライング検査前(5)吐き気がある
- 17.高温期9日目フライング検査前(6)妊娠超初期症状がある
- 18.まとめ:高温期9日目フライング検査前・症状には個人差がある
高温期9日目フライング検査前(4)’長期間の体温低下は要注意
高温期9日目に一時的な体温の低下があったとしても、基本はあまり気にする必要はありません。1日だけの変化にもんもんと悩むよりは、おとなしく翌日以降の計測を待って、高温期が続くかどうか調べましょう。
ただし、高温期9日目以降も体温が低下した状態が続く場合は、「黄体機能不全」という病気の可能性もあります。基礎体温低下の継続や、その他の体の異常を感じたときは、すみやかに婦人科を受診しましょう。
高温期9日目フライング検査前(5)吐き気がある
着床してすぐの高温期9日目に、吐き気を覚える人もいます。
多くの人は、妊娠5週目以降に強い吐き気を感じるのですが、早い人は、妊娠3週に満たない高温期9日目で、すでに食欲を失うほどの吐き気に悩まされるのです。
時に吐き気は悪化し、胃腸の働きも弱くなって下痢や便秘につながることすらあります。この症状は妊娠16週くらいまで続くことが多く、早めの対策を採ることが大切です。
高温期9日目フライング検査前(6)妊娠超初期症状がある
ここまでに述べた下腹部痛や吐き気の症状のほかにも、妊娠超初期症状として知られるものは多くあります。一般的なものは次の3つです。
(1)胸の張り・痛み
(2)熱っぽさ
(3)腰痛
これらの症状は、生理前に訪れる不調によく似ているため、妊娠の兆候と見分けるのはとても困難です。しかも、妊娠した人のすべてが妊娠超初期症状を経験するかといえば、それもまた違います。
■参考記事:妊娠超初期の寒気、対処法は?コチラも参照!
まとめ:高温期9日目フライング検査前・症状には個人差がある
ここまで述べたように、妊娠超初期症状は個人差が大きいため、医師でもない私たちが高温期9日目に妊娠の有無を確かめることは、ひどく難しいことです。
たとえ、高温期9日目に下腹部痛みや吐き気がなくても、妊娠の望みが断たれたわけではありません。
妊娠の可能性を考えるのは、高温期21日目以降の妊娠検査薬の結果を待ってからで遅くありません。高温期9日目は、母体に負担がかからないよう、無理な運動を避けるくらいの対応で充分でしょう。