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【妊娠初期の頻尿 病気とは?②】尿路感染症
妊娠初期に頻尿になりやすい病気には、尿路感染症もあります。
尿路感染症というのは、尿道を通じて様々なウィルスや細菌が侵入することで、尿路に様々な炎症を起こすことです。
膀胱炎も尿路感染症の1種となります。
排尿時に痛みを感じたり、血尿や白く白濁した尿が出る場合には、尿路感染症の疑いもあるので、産婦人科に相談しましょう。
妊娠初期の頻尿にはどんな対策が?!
妊娠初期の頻尿に悩んでいる人には、いったいどのような対策が有効なのでしょうか。特に、夜中に何度もトイレに起きてしまい、寝不足に悩んでいるような人には、トイレの回数を減らすという事は、とても大切なことですよね。
ここからは、妊娠初期の頻尿に誰でも簡単にできる対策をお伝えします。
【妊娠初期の頻尿の対策①】冷たいものはほどほどに
妊娠初期の頻尿の対策の1つ目は、冷たいものをあまり食べたり飲んだりしすぎないということが大切になります。
冷たいものを食べたり飲んだりしすぎて、体を冷やしてしまうと、どうしてもトイレの回数が増えてしまいます。
特に、暑い夏には、冷たい飲み物やアイスを口にしてしまいがちですが、冷たいものはほどほどにして、体の中を冷やさないように気をつけましょう。
【妊娠初期の頻尿の対策②】身体を冷やさない
妊娠初期の頻尿の対策の2つ目は、体を外側から冷やさないようにすることも大切です。
冬の寒い時期には、手足が冷えないように暖かい格好をすることは当たり前ですが、意外と見落としがちなのが、夏場のクーラーによる冷えです。
クーラーの効きすぎている部屋に長時間いると、体が冷えてしまい、それが頻尿の原因になってしまいます。
夏場でも手足が冷えていると感じたら、上に何かを羽織るなど、身体を冷やさないように対策をしましょう
【妊娠初期の頻尿の対策③】カフェインを摂りすぎない
妊娠初期の頻尿の対策の3つ目は、カフェインを摂りすぎないということです。
コーヒーや紅茶、緑茶などに多く含まれるカフェインには、利尿作用があります。
そのために、他の飲み物を同じ量だけ飲んだ時に比べると、どうしてもトイレの回数が増えてしまいます。
妊娠中のカフェインの過剰摂取は、お腹の赤ちゃんにも良い影響を与えないと言われています。
頻尿に悩む人は、特に摂取を控えるように気を付けましょう。
【妊娠初期の頻尿の対策④】お風呂でしっかり温まる
妊娠初期の頻尿の対策の4つ目は、お風呂に入ってしっかりと身体を芯まで温めるということです。
体が冷えると、どうしてもトイレの回数が増えてしまいます。
そこで、体を温めることで、体の中の血流を良くして、冷えを改善すると、トイレの回数も減らせる可能性もあります。
妊娠すると、つわりなどで体調が悪いことが多く、ついついお風呂に入るのも面倒くさくなってしまいますが、できれば毎日湯船につかって、体をしっかり温めるようにしましょう。
【妊娠初期の頻尿の対策⑤】尿漏れ対策をバッチリと!!
妊娠初期の頻尿の対策の5つ目は、尿漏れ対策をあらかじめしておくということです。
頻尿に悩んでいる人の中には、どんなに対策を取ったとしても、トイレの回数が減らなくて困っているという人もいます。
どうしてもトイレの回数を減らせない時には、外出する時などに、トイレの心配を少しでも減らすように、ドラッグストアなどで販売している尿漏れパッドなどを使って、あらかじめ対策をすることをお勧めします。