記事の目次
- 1.妊娠初期の頻尿は辛いものですよね
- 2.頻尿とは?トイレの回数は?
- 3.妊娠初期の頻尿の原因とは?
- 4.【妊娠初期の頻尿の原因①】プロゲステロン
- 5.【妊娠初期の頻尿の原因②】大きくなりつつある子宮
- 6.【妊娠初期の頻尿の原因③】ストレス
- 7.妊娠初期の頻尿はいつから始まる?
- 8.妊娠初期の頻尿はいつまで続く?
- 9.妊娠初期の頻尿 残尿感が強いのは大丈夫?
- 10.妊娠初期の頻尿は病気の可能性も!!
- 11.【妊娠初期の頻尿 病気とは?①】膀胱炎
- 12.【妊娠初期の頻尿 病気とは?②】尿路感染症
- 13.妊娠初期の頻尿にはどんな対策が?!
- 14.【妊娠初期の頻尿の対策①】冷たいものはほどほどに
- 15.【妊娠初期の頻尿の対策②】身体を冷やさない
- 16.【妊娠初期の頻尿の対策③】カフェインを摂りすぎない
- 17.【妊娠初期の頻尿の対策④】お風呂でしっかり温まる
- 18.【妊娠初期の頻尿の対策⑤】尿漏れ対策をバッチリと!!
- 19.妊娠初期の夜中の頻尿で寝不足を感じる時には?
- 20.妊娠しても頻尿がない!!これっておかしいの?!
- 21.妊娠初期の頻尿とは上手に付き合っていきましょう!
膀胱炎で流産の危険性?!?!
膀胱炎になると治療薬を飲んで治す必要があります。
膀胱炎になったことや、薬を飲むことでお腹の赤ちゃんに流産の危険性がないのか心配なお母さんはたくさんいますよね。
膀胱炎になったことで、直接流産などの危険性はありません。
また、膀胱炎の治療薬もお腹の赤ちゃんに影響して流産を起こすようなものではありません。
ちゃんと病院でもらった薬を飲んで治せば、流産の心配も全くなく治せるものです。
しかし、しっかりと治療薬を飲まずに膀胱炎を放置していると、炎症が回ってしまい腎盂炎を起こす可能性が出てきます。
腎盂炎になってしまうと、膀胱炎の治療薬よりももっと強い治療薬を、膀胱炎の治療よりも長い期間使わなくてはならず、お腹の赤ちゃんへの影響も懸念されます。
膀胱炎の見分け方
膀胱炎と、妊娠初期の頻尿との見分け方には、大きな違いがいくつかあります。
まず、膀胱炎のときには、排尿の際に痛みを感じることがあります。
また、膀胱炎の時の尿は、白く濁っていることもあります。
残尿感も、単に尿の切れが悪いといった程度のものではなく、とても強く感じます。
こういった症状が現われた時には、単なる頻尿だと片付けるのではなく、早急に産婦人科で相談しましょう。
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【妊娠初期の頻尿 病気とは?②】尿路感染症
妊娠初期に頻尿になりやすい病気には、尿路感染症もあります。
尿路感染症というのは、尿道を通じて様々なウィルスや細菌が侵入することで、尿路に様々な炎症を起こすことです。
膀胱炎も尿路感染症の1種となります。
排尿時に痛みを感じたり、血尿や白く白濁した尿が出る場合には、尿路感染症の疑いもあるので、産婦人科に相談しましょう。
妊娠初期の頻尿にはどんな対策が?!
妊娠初期の頻尿に悩んでいる人には、いったいどのような対策が有効なのでしょうか。特に、夜中に何度もトイレに起きてしまい、寝不足に悩んでいるような人には、トイレの回数を減らすという事は、とても大切なことですよね。
ここからは、妊娠初期の頻尿に誰でも簡単にできる対策をお伝えします。
【妊娠初期の頻尿の対策①】冷たいものはほどほどに
妊娠初期の頻尿の対策の1つ目は、冷たいものをあまり食べたり飲んだりしすぎないということが大切になります。
冷たいものを食べたり飲んだりしすぎて、体を冷やしてしまうと、どうしてもトイレの回数が増えてしまいます。
特に、暑い夏には、冷たい飲み物やアイスを口にしてしまいがちですが、冷たいものはほどほどにして、体の中を冷やさないように気をつけましょう。
【妊娠初期の頻尿の対策②】身体を冷やさない
妊娠初期の頻尿の対策の2つ目は、体を外側から冷やさないようにすることも大切です。
冬の寒い時期には、手足が冷えないように暖かい格好をすることは当たり前ですが、意外と見落としがちなのが、夏場のクーラーによる冷えです。
クーラーの効きすぎている部屋に長時間いると、体が冷えてしまい、それが頻尿の原因になってしまいます。
夏場でも手足が冷えていると感じたら、上に何かを羽織るなど、身体を冷やさないように対策をしましょう