記事の目次
- 1.子育てママには新生児の頭囲の正常値を気にしている人も!
- 2.新生児の頭囲の正常値とは?
- 3.新生児の頭囲 心配ないのは?正常値からどのくらい?
- 4.新生児の頭囲 異常を感じた時には?病気なの?
- 5.【新生児の頭囲が大きい病気①】水頭症
- 6.【新生児の頭囲が大きい病気②】脳腫瘍
- 7.【新生児の頭囲が大きい病気③】ソトス症候群
- 8.【新生児の頭囲が大きい病気④】硬膜下血腫
- 9.【新生児の頭囲が大きい病気⑤】硬膜下水腫
- 10.【新生児の頭囲が大きい病気⑥】くも膜のう胞
- 11.【新生児の頭囲が小さい病気①】染色体異常
- 12.【新生児の頭囲が小さい病気②】感染症
- 13.【新生児の頭囲が小さい病気③】周産期障害
- 14.小頭症の場合の治療法
- 15.新生児の頭の大きさはほとんどが大丈夫です!
子育てママには新生児の頭囲の正常値を気にしている人も!
新生児の赤ちゃんが生まれて、子育てが始まったお母さん達の中には、赤ちゃんの頭の大きさをとても気にしている人がいます。
子育てをしているお母さんたちにとっては、自分の子供の様々な発達が、基準を満たしているのか、平均的なものなのか、正常値の範囲に入っていくものなのか、いろいろと気になるところですよね。
頭の大きさというのは、心や知能が宿る、人間が人間として生きられるための一番大切な器官である脳の発達に直結する問題なので、特に頭囲に敏感になっている子育てお母さんもいます。
新生児の赤ちゃんの頭囲の平均的な基準や正常値というのはどのくらいなのでしょうか。
また、子育てしているお母さんが気にしなければならない、頭が大きいとか小さいといった時の病気はどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、新生児の赤ちゃんの頭の大きさに関することについていろいろと見ていきたいと思います。
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新生児の頭囲の正常値とは?
まずは、新生児の赤ちゃんの頭囲の正常値はどのくらいなのか見ていきましょう。
産婦人科や助産院で出産をする人が多いかと思いますが、産婦人科医や、助産師の元で出産をした時には、必ず生まれてすぐ身体測定が行われるものです。
私たちが学校や会社で経験している身体測定には、頭の大きさを測るものはありませんでしたが、実は、赤ちゃんにとっては頭の大きさというのはとても大切なもので、必ず測定がされています。
生まれたばかりの新生児の赤ちゃんの頭の平均的な大きさは、男の子で31。2cmから35.8センチ、女の子で30.4cmから35.3cmとなっています。
生後1ヶ月には、平均的な頭の大きさは男の子で34.2cmから39.2cm、女の子で33.5cmから38.3cmになります。
1歳児検診では、男の子で43.6cmから48.8cm、女の子で42.5cmから47.7cmとなります。
母子手帳には頭の発達の成長曲線が掲載されていますが、赤ちゃんの頭の大きさの発達というのは、その成長曲線に合わせて大きくなっていきます。
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新生児の頭囲 心配ないのは?正常値からどのくらい?
新生児の赤ちゃんの頭の大きさが、子育てをしていて気になる時には、正常値からどのくらい数字の値が離れていたら、病院を受診するべきなのでしょうか。
基本的に、赤ちゃんの頭の大きさが、成長曲線の範囲内に収まっているのであれば、正常値だとみなされますので、それほど心配はありません。
しかし、成長曲線の正常値からはみ出すほど大きすぎたり、小さい時はその原因が病気や障害のこともあります。
また、子育て中のお母さんが、成長曲線の平均的な正常値の範囲内であっても、急激に頭が大きくなったように感じた時には、頭部や脳に何らかの病気や障害の可能性もあります。
そういったときは、まずはかかりつけの小児科に相談してみて、場合によっては脳神経外科などの専門科を紹介してもらうようにしましょう。
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新生児の頭囲 異常を感じた時には?病気なの?
新生児の赤ちゃんの頭の大きさが、平均的な基準と比べて、大きすぎたり小さいと感じた時には、一体どのような原因が考えられるのでしょうか。
頭の大きさの発達が、平均的な基準よりも大きすぎたり小さい時には、やはり何らかの病気や障害が考えられるので、早期に受診するようにしましょう。
それではここから、赤ちゃんの頭の大きさが平均的な基準よりも大きすぎたり小さい時にはどのような病気が考えられるのか見ていきたいと思います。