記事の目次
- 1.子育てママには新生児の頭囲の正常値を気にしている人も!
- 2.新生児の頭囲の正常値とは?
- 3.新生児の頭囲 心配ないのは?正常値からどのくらい?
- 4.新生児の頭囲 異常を感じた時には?病気なの?
- 5.【新生児の頭囲が大きい病気①】水頭症
- 6.【新生児の頭囲が大きい病気②】脳腫瘍
- 7.【新生児の頭囲が大きい病気③】ソトス症候群
- 8.【新生児の頭囲が大きい病気④】硬膜下血腫
- 9.【新生児の頭囲が大きい病気⑤】硬膜下水腫
- 10.【新生児の頭囲が大きい病気⑥】くも膜のう胞
- 11.【新生児の頭囲が小さい病気①】染色体異常
- 12.【新生児の頭囲が小さい病気②】感染症
- 13.【新生児の頭囲が小さい病気③】周産期障害
- 14.小頭症の場合の治療法
- 15.新生児の頭の大きさはほとんどが大丈夫です!
新生児の頭の大きさが小さくなる原因には、お母さんのお腹の中にいたときに起きた胎内感染症も原因となることがあります。
お母さんが妊娠中に風疹やサイトメガロウイルスなどに感染してしまった場合、赤ちゃんが生まれてから小頭症になってしまうことがよくあります。
【新生児の頭囲が小さい病気③】周産期障害
周産期障害もあります。
妊娠22週から生後7ヶ日までの間を「周産期」といいます。
この間に、何らかの原因で仮死状態などに陥ってしまった場合に、その後赤ちゃんが小頭症を発症することがあります。
小頭症の場合の治療法
赤ちゃんが小頭症だと診断されてしまったら、お母さんはとてもショックなことでしょう。
小頭症は、本来は骨が繋がらない状態で生まれてくるはずの赤ちゃんの頭の頭蓋骨が、早い段階で繋がってしまい、頭蓋骨が大きくなることができずに、脳の発達を妨げてしまうものです。
治療法としては、手術によって繋がってしまった頭蓋骨を切り開いて、頭の中を広げる処置をとることが一般的なようです。
新生児の頭の大きさはほとんどが大丈夫です!
ここまで、赤ちゃんの頭の大きさについていろいろと見てきましたがいかがでしたか。
赤ちゃんの頭の大きさに異常が見られる病気についていろいろと見てきましたが、頭をぶつけたことによって起こる硬膜下血腫などの病気以外は、発症例はものすごく少ないものです。
多少頭の大きさに違和感を感じても、その多くは問題がない場合が多いものですし、本当に対処しなければならない問題がある場合には、早い段階で乳児検診で指摘されるはずです。
頭を強くぶつけたといった問題がなくても、それでもどうしても気になる場合には、まずはかかりつけの小児科に相談をして下さい。
小児科の先生が専門科での判断が必要だと思ったら、しかるべき病院への紹介状を書いてくれるはずです。