逆に冗談が通じない女の子と付き合う彼氏は心理的にイライラしてしまうかもしれません。
冗談が通じても通じなくても基本的に男の方が子供っぽくて女はしっかりしているというパターンが多いので、冗談が通じない女の子だとそれこそ彼氏は怒られてばかり..という付き合い方になりがちです。
女の子からしてみれば
「いつもヘラヘラして面白くもない冗談ばかり...」
とイライラが募り、彼氏からすると
「冗談なのにイチイチ怒るからやってらんないや」
とこちらもイライラ。
上手な付き合い方ができないかと模索しているのであれば、この場合女の子の方が彼氏を好きなように遊ばせてあげることでうまくいきます。
イチイチ冗談に付き合う必要はありません。
女の子側は聞き流すだけでも十分。真剣に怒らず、彼氏の冗談を取り合わなければいいのです。
本当に彼氏が脱線したときにだけ怒るのは取っておきましょう。
冗談が通じない人との結婚
冗談が通じない人を夫にするのは結構おすすめです。
冗談が通じない人を夫にすると女性はつまらないと思ってしまうかもしれませんが、夫は面白みよりも堅実さ。
真面目な夫はよき家庭人になり家庭を支えてくれます。
逆に夫が冗談ばかり言う人の方がイライラしてしまうかも。
というのも、冗談ばかり言う人は人の話を真剣に聞かない傾向もあるので、妻が愚痴を言っても夫が茶化したり、機嫌が悪い時に夫が変な冗談を言ってさらに険悪になることもよくある話。
夫ばかりが悪いという話ではありませんが、妻からすると夫には真面目に働いてお金を家に入れてほしいというのが正直なところ。
その点生真面目な夫なら心配はいりません。
付き合っている時は楽しくても彼氏から夫になるとイライラしてしまうのはよく聞くところです。
冗談が通じない夫も悪い事ばかりではありません。
アスペルガー症候群
さて冗談が通じない人の中にはアスペルガーという広汎性発達障害を抱えている人がいます。
アスペルガーでも軽度から重度まで程度があるので、アスペルガーだと知らずに大人になる人もいます。
アスペルガーにはこんな特徴があります。
・コミュニケーション障害
・変則性に不安を感じる
・言葉のニュアンスを受け取ることが苦手
学生の頃はアスペルガーだと知らず、なんとなく周りとうまくいかない...などコミュニケーション障害を抱えていても、診断されずに社会に出る事も多く、学生時代はアスペルガーでもなんとなくやり過ごせるのですが、会社に入るとそうもいきません。
自分が周りの人と上手くいかない理由が分からずにアスペルガーの人は心理的に傷ついたり、鬱を併発する事もしばしばみられます。
アスペルが―は脳の機能障害で、アスペルガーの治療自体はありませんが、その代わり周りの理解が不可欠です。
冗談が通じないというのもアスペルガーの特徴の一つで、比喩を理解しないためだとも言われています。
アスペルガーは言葉をそのままの意味で受け取ってしまうので
「部長が怒ってて殺されるかと思ったよー」なんて笑いながら言われても、殺されるの!?と本気で不安を覚えてしまいます。
アスペルガーの人との付き合い方は言葉を正しく使う事がとても重要になってくるのです。
タチの悪い冗談
行ってはいけないタチの悪い冗談もあります。
例えば人の体の事、宗教の事、政治の事。
その人が本気で大切に思っている事や、身体のコンプレックスに関することは冗談にしてはいけません。
その人の信念やコンプレックスに関する冗談は冗談になりません。
ならないどころか神経を逆なでして場が凍り付く、もしくは大喧嘩に発展してしまいます。
また冗談とイジリを混同している人もタチが悪いですね。
あくまで冗談はその場の雰囲気を楽しむためのもの。
人の機嫌を損ねるような冗談は冗談にならないので、冗談を言う方も注意しましょう。
冗談は相手をみてほどほどに
もともと冗談を言う目的はその場の雰囲気を和やかにする事。
冗談を言う事で物事を円滑に進められる場合もあれば、冗談を言う事で初対面の場でも会話が弾み打ち解けるスピードが速くなります。
いわばコミュニケーションツールの一つなのですが、冗談を言う場合には受け取り手が必要です。
コミュニケーションはキャッチボールによく例えられます。
受け取り手の捕球が上手くないのなら、受けられる球を投げてあげなければ会話は成立しません。
つまり、冗談が通じない人を
「冗談の一つも分からないあいつが悪い」
と決めつけるのではなく、相手が受けられないボールを投げてしまった自分も悪いと思って、お互いがうまくキャッチボールを続けられるように会話を作っていかなければいけません。