記事の目次
- 1.妊娠19週目!ママの体調は安定?!胎児は?!
- 2.妊娠19週目の胎児の様子は?エコーの様子は?!
- 3.【妊娠19週目の胎児①】身長や体重は?
- 4.【妊娠19週目の胎児②】腎臓と膀胱が完成!
- 5.【妊娠19週目の胎児③】消化液の分泌が始まる!
- 6.【妊娠19週目の胎児④】女の子の性別も!
- 7.【妊娠19週目の胎児⑤】聴診器で心音が!
- 8.【妊娠19週目の胎児⑥】聴覚も発達!
- 9.【妊娠19週目の胎児⑦】胎動は?胎動を感じる様に!
- 10.妊娠19週目のママの様子や体調は?!
- 11.【妊娠19週目のママの様子①】お腹の大きさは?
- 12.【妊娠19週目のママの様子②】体調は安定!ママになる実感が!
- 13.【妊娠19週目のママの様子③】乳腺発達でバストアップ!
- 14.【妊娠19週目のママの様子④】シミや黒ずみが気になる!
- 15.【妊娠19週目のママの様子⑤】正中線が気になる!
- 16.【妊娠19週目のママの様子⑥】骨盤が緩み腰痛が…
- 17.【妊娠19週目のママの様子⑦】よく眠れないママも!
- 18.妊娠19週目に出血や腹痛?!流産なの?!
- 19.妊娠19週目の過ごし方はどうしたらいい?
- 20.【妊娠19週目の過ごし方①】体重コントロールを!
- 21.【妊娠19週目の過ごし方②】無理のない範囲で運動を!
- 22.【妊娠19週目の過ごし方③】無理をし過ぎない!
- 23.【妊娠19週目の過ごし方④】ゆったりとした気分で!!
- 24.【妊娠19週目の過ごし方⑤】赤ちゃんに沢山話しかけてあげて!
- 25.妊娠19週目は安定した時期!でも無理は禁物!!
【妊娠19週目のママの様子⑥】骨盤が緩み腰痛が…
お腹の大きさが大きくなってくるにつれて、骨盤も緩んできます。
妊娠してから腰痛に悩むようになったというママもいるでしょうが、妊娠中期から急に腰痛がひどくなってきたという人も少なくありません。
妊娠19週目の頃に腰痛がひどくなる原因は、お腹の大きさが大きくなり、子宮が大きくなってきたことで、関節や靭帯が緩んでしまったり、子宮を支えるための靭帯に大きな負荷がかかるようになってきたからです。
妊娠中の腰痛は、避けようがないことですが、腹筋や足腰の筋肉を鍛えることで軽減することが出来ます。
体調が良い時には、ウォーキングをしたり、妊娠中でもできるスクワットなどで、足腰の筋肉を鍛えることをぜひ行ってください。
【妊娠19週目のママの様子⑦】よく眠れないママも!
妊娠19週目の頃になると、急に夜眠れなくなったという人が増えてきます。
妊娠すると、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えますが、この時期にはエストロゲンの分泌量の方がプロゲステロンよりも多い時期になります。
プロゲステロンには眠気を催す作用がありますが、エストロゲンには眠気を抑える作用があります。
エストロゲンの分泌量がプロゲステロンよりも増えるために、眠れなくなる人が増えてきます。
また、お腹が大きくなってくることで、寝る体勢などが気になって眠れないという人もいます。
シムス体勢など、眠りやすい体勢を工夫してみてもいいかもしれません。
妊娠19週目に出血や腹痛?!流産なの?!
妊娠19週目というのは、比較的体調が安定していて、流産の危険性も少ない時期だといわれています。
しかし、流産の可能性はゼロではありません。
万が一、下痢や便秘といった胃腸症状を原因としない激しい腹痛や、子宮頸管ポリープや子宮膣部びらんといった出血しても問題のない症状を持っていないのに、妊娠19週目の頃に出血が見られた場合には、流産や切迫流産の兆候の可能性もあります。
心当たりのない腹痛や出血が見られた場合には、まずは病院で検査をして、その原因を特定することが大切になります。自己判断で大丈夫だとは思わずに、妊婦健診ではない時期でも病院へ行くようにしましょう。
妊娠19週目の過ごし方はどうしたらいい?
ここまで、妊娠19週目の赤ちゃんの発達な変化の様子や、ママの体調についていろいろと見てきました。
ママの体調も比較的落ち着いてはいますが、お腹の大きさも大きくなってきて、何かとマイナートラブルが起きやすい時期になりますね。また、落ち着いているとはいえ、流産の危険性は全くないというわけではない時期になります。
そんな妊娠19週目の過ごし方というのはどうのような過ごし方をしたらいいのでしょうか。ここからみていきましょう。
【妊娠19週目の過ごし方①】体重コントロールを!
妊娠19週目の過ごし方にぜひ行って欲しいことは、体重管理があります。
この時期というのは、つわりも治まって、食欲が戻ってきた上に、お腹の赤ちゃんも大きくなっていく時期になり、沢山の栄養やカロリーを必要とするようになってきている時期になります。
溢れんばかりに食欲がわいてきて、お腹の赤ちゃんのためにと思う存分食べてしまう人もいますが、現在の日本の食生活の中では、妊娠中のママが食欲に任せて食べたいだけ食べてしまうと、すぐに体重オーバーになってしまいます。
妊娠中期の理想的な体重増加は、一週間に500g程度となっています。
ボリュームのある食事やおやつを楽しみたい人は、ローカロリーな海藻やこんにゃく、寒天を上手に取り入れて、カロリーコントロールや体重コントロールを行うようにしましょう。
また、この時期には体重が増えすぎてしまう人がほとんどですが、中には出産後の体型の戻りを気にして、体重コントロールを厳密にし過ぎてしまう人もいます。
妊娠中にあまり食事を制限してしまうと、発達障害や知的障害の原因とも言われる低体重児になってしまう可能性が高くなります。
この時期には最低でも1週間に500gの体重増加は必要になります。妊娠中は体重が増えて当たり前です。お腹の赤ちゃんのためにも、最低限のカロリーと栄養はきちんと取ることが大切です。