没個性的な人は、人に合わせることが多いという特徴がある場合も多いのです。
自分で物事を考えることを面倒だと思っている、もしくは苦手だと感じていることから、自分の感性で行動を起こすということをほとんどしません。
それは決して仕事場だけの話ではなく、友達との間や私生活でも常に受け身の姿勢でいることが多いのですね。
自分から「もっとこうしたい」「こうした方が良いと思う」などといった発言ができないので、誰かしらの意見に合わせるという流れにいつもなってしまうのが、没個性的な人の特徴です。
このような人に合わせることが多いという特徴も、主に若者の中で多く見られる特徴になっています。
若者の場合は、他人に合わせるのは自分で主張したいものが無いからという理由のほかにも、他人と意見が違うことで仲間外れになることを恐れているという場合もあるようです。
没個性な人の心理や特徴④完璧主義である
没個性的な人には、完璧主義という心理的特徴を持つ人もいるのです。
完璧主義といえば、仕事でも趣味でも、何事も自分の中で心から納得出来るところまで行かなければ気が済まない、妥協することが嫌いという意味の言葉ですね。
一見すれば、この完璧主義というのは良いことのように思えるのですが、実はこの完璧主義という心理的特徴が没個性に繋がってしまうこともあるのです。
完璧を求めていくうちに、いつも正しさを求めるようになり、仕事や趣味なども教科書通りにしか事を進めることができなくなってしまうという場合があります。
このような状態に陥ってしまうことで、自分から生まれる発想というのが抑えられてしまい、没個性的になってしまうのです。
頑固なベテランだけではなく、若者にも多く見られる完璧主義ですが、過度に完璧を求め過ぎてしまわないよう気をつけたいところですね。
没個性な人の心理や特徴⑤シンプルさに魅力を感じる
没個性的というと、ここまでご紹介してきた心理や特徴などからはあまり良いイメージは生まれてきませんが、没個性的だと言わる人の中には、ただただシンプルなものが好きだという特徴がある場合もあります。
シンプルなものというのは、実際に身の回りにあるものだけではなく、シンプルな生き方などにも魅力を感じているという場合もあるようなのです。
近年、若者を中心に話題となったミニマリストなどという言葉もあるように、仕事や私生活において無駄なものを出来るだけ省きたいと考えているのですね。
ミニマリストと言われる人の部屋には、実際に必要最低限のものしか配置されていません。
このような無駄のないシンプルさに魅力を感じる若者が、没個性的な人だと言われてしまう対象になることもあるようですね。
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没個性は、損することばかりではない?!
没個性というのは、その意味通り個性がないような人に使われる言葉ですね。
しかし、この個性がないという一見マイナスな意味に捉えられてしまうような”没個性”という言葉ですが、実は悪いことばかりではないのです。
没個性的な人には、個性的な人よりも優れている点、得する点があるのですね。
その優れている点、得する点というのは、ジャンルを問わず幅広い物事に対応することができるということなのです。
個性的な人というのは、何かを一つのことに重きを置いている人が多いのに対して、没個性的な人は突出するようなものはないとしても、なんでもそつなくこなす事ができるという場合があります。
これは個性的な人にはあまり見られない、没個性的な人の優れてた点であり、得する点ですね。