恋愛が気持ち悪いと感じる女性の中には、心理云々ではなく、単純に潔癖症といった病気のせいだと人もいるでしょう。潔癖症は強迫性障害の1つで、精神的な病気とされています。
恋愛に伴う行為は実際汚れます。病気でない人からしたら大したことはなくても、潔癖症の人にとってはキスや性行為、手つなぎでさえ菌に侵されているように思えてしまうのです。
病気とまではいかなくても、自分の体や服が汚れることや他人の汗などが付くことに嫌悪感を抱く人にとって、恋愛は気持ち悪いもの以外の何物でもないでしょう。
【恋愛が気持ち悪い理由⑥】恋愛は素晴らしい?
恋愛映画に恋愛小説と、恋愛は素晴らしく美しいものであるという風潮があります。その風潮は、ときに押しつけがましくも感じます。
恋愛をしていなければ、「女の子なら恋愛しなきゃ!」と恋愛を押し付けてくる同性。いまだに女性は「恋愛して何歳で結婚して何歳で子どもを産んで」という固定概念。
そんな恋愛観を押し付けてくる同性の神経が気持ち悪いと感じるのです。その神経が気持ち悪い、その恋愛観が気持ち悪い、恋愛に関わること全てが気持ち悪いと変化していってしまいます。
恋愛は素晴らしいという風潮が気持ち悪い人の恋愛対処法
恋愛は素晴らしいという風潮が嫌なだけの人は、機会があれば恋愛は人並にできる方だと思います。変な恋愛観を押し付けてくる人を排除すれば、自然と恋愛する気になれるでしょう。
特に話題が無い為に、無難そうな恋愛の話題を振っているだけの可能性もあるので、別の話題を振ってみるのもアリかもしれません。
【恋愛が気持ち悪い理由⑦】無性愛者の可能性
無性愛者とは、異性・同性に関係なく他人に恋愛感情を抱かない人のことを指します。
昔は精神障害系の病気として認識されていましたが、現在では病気ではなく1つの性的志向とされています。
家族や友達を大切にする気持ちはあるのが特徴です。一時的に「恋愛なんてもう嫌」と感じるものとは違い、永続的に他人に対する恋愛感情や性的欲求だけが生まれません。
他人に恋愛感情を抱かないと聞くと、「本気で誰かを好きになったことがないからじゃない?」「自分の理想の人・運命の人と出会えてないからだ」と反論したくなるかもしれません。しかし、無性愛者にとって、そういった反論は、理解できず辛いものです。そして、自分が理解できない未知なるものには、居心地の悪さ、一種の気持ち悪さを感じるでしょう。
恋愛が気持ち悪いと感じる心理は分かりましたか?
恋愛が気持ち悪いと感じる心理の根本には、恋愛のイメージが他人の姿や意見、人との関わり方を通して悪くなっていること、自分が恋愛できない理由を自分ではなく恋愛自体に求めているこじらせ女子であることがありました。
しかし、中には「潔癖症」や「無性愛」と言った病気に近しい理由で恋愛を気持ち悪いと感じるケースもあり、恋愛に対する心理は複雑なものであることが分かります。
もし、あなたが恋愛していない友達や知り合いに「彼氏できた?」「好きな人できた?」など恋愛の話題を事あるごとにふっているのなら、出来る限り控えてあげてください。
人それぞれに恋愛観があります。恋愛が気持ち悪いと感じるのなら恋愛はしないという選択をすれば良いですし、本当に恋愛をしたいのなら、自分に合う打開策や対処法を探せば良いのです。決して無理はせず、自分のペースで進んでくださいね。