イライラや怒りを落ち着ける方法が知りたい…!
職場や家庭、友達とのやりとりで、何かのきっかけからイライラして止まらなくなること、ありますよね。ささいなこと、意味のないことだとどこかでわかっていても、怒りがおさまらなくなってしまったことは誰しもあるはず。
イライラを落ち着けるにはどうしたらいいのでしょうか。相手に怒りをぶつけると人間関係が壊れてしまいますし、だからといってグッとこらえるのは体にも心にも負担がかかるものです。
今回はイライラしやすくなる原因から、怒りを抑えるのに効果的な言葉、怒りを抑える方法まで紹介いたします。
怒りの感情は決してマイナスな要素だけではありません。自分の感情をうまく活かして、人間関係や自身の成長に役立てたいところですね。
もしかして病気?イライラしすぎて不安になる
普段は怒るようなことでもないのに、突然あることが引っかかってイライラ。怒りがおさまらなくなると、「もしかして病気なのでは?」と不安になることもあるでしょう。
実際、うつ病など精神の病では、感情のコントロールがうまくできなくなる症状もあります。しかしまだ病気の段階ではなく、他の要因でイライラしすぎるケースも実際には多くあります。
季節や環境の変化、ホルモンバランスの変化など、病気以外の要因もいくつか考えられます。まずは一人になって心を落ち着けて、そのイライラがどこから来ているのかたどってみましょう。
意味もなくイライラする原因とは?
意味もなくイライラしてしまう原因として、以下の4つが考えられます。心当たりのある方は、イライラしている自分を責めないで、元となっているストレスを解消できるように努めてください。
イライラしてしまうのは、あなたが悪いわけでも、イライラさせている相手が悪いわけでもありません。心や体を休めるためのサインかもしれない、ととらえて、イライラと上手に付き合っていきましょう!
新しい環境に慣れていない…慢性的なストレスが増加!
環境の変化でストレスが蓄積され、何かの拍子にイライラが止まらなくなることがあります。特に春は変化の多いシーズン。新しい学校や職場、気温の変化に伴い体調の変化もあるでしょう。
新しい環境に慣れていないまま必死についていこうとすると、慢性的なストレスが増えていきます。日々のストレスが解消されないまま残り、ささいなことをきっかけに怒りが爆発することも…!
何か環境の変化があった方は、知らず知らずのうちに疲れを溜めていないか振り返ってみてください。休めるときにはしっかり休み、リフレッシュしましょう。
ストレス解消が不足!常に満たされない気持ちに…
毎日がせわしなく、ストレス解消が不足しているのも原因の一つに挙げられるでしょう。常に満たされない気持ちになると、他の人が呑気そうに見えてイライラしてしまいます。自分が満たされていないと、他者にやさしくなれないケースです。
他人のほうが何だか幸せそうに見えてイラッときたなら、それは見逃せないサイン。筋の通らない怒りで人間関係を壊す前に、心の休息を取りましょう。
自分を責める気持ちが他者への攻撃に変化
常に「しっかりしていなきゃ!」と自分自身に完璧を求めてしまう人も要注意。自分へのハードルが高く、それを達成できないと自分を責めてしまいます。
完璧主義で「できない自分」を認められず、自らを追い込むことで良い結果を出す場合もあれば、自分で自分を苦しめてしまう場合も多くあります。
その自分を攻める気持ちが、他者への攻撃に変化することも…。「なんでこんなこともできないの?」と、自分の課した高いハードルを他人にも押し付けてはいませんか?
女性ホルモンの影響かも!PMSやPMDOとは?
女性の方の中でも個人差はありますが、女性ホルモンの影響でイライラしやすくなる時期があります。思春期や更年期は気分が上下しやすいといわれていますが、毎月の月経にともなうホルモンバランスにも、気分を左右してしまう原因があります。
生理前に体が重くなったり気分が落ち込んだりする症状をPMS(月経前症候群)といいますが、その中でも精神面で特に症状が重く、仕事や日常生活に影響が出てしまうものをPMDO(月経前不快気分障害)と呼びます。
うつ病のように気分が塞いで気力が湧かなくなったり、ささいなきっかけでイライラが募ったり。生理前や生理時に気分が安定せず辛いケースが続くなら、産婦人科で相談してみるのをおすすめします。
■関連記事:彼氏や旦那にイライラ…、原因と対処法は?