カンパチは天然ものは初冬が旬になりますが、養殖のものは土用の夏によく出回ります。ブリよりもあっさりした脂が特徴で、お刺身やお寿司で食べられることが多いですね。
カンパチは魚介類の中ではカリウムが非常に豊富です。夏は塩辛い物を食べる機会が多いですが、カンパチは体の余分な塩分を体外に排出して浸透圧を正常に保ってくれる働きがあります。
⑥カジキマグロ
大型の周回漁であるカジキマグロも8月が一番の旬を迎えます。カジキマグロはビタミンB1やB6、B12などを含み、カルシウムやリン、カリウムも豊富です。
夏の疲労回復や様々な成人病予防にも役立つ最強の栄養食材の1つです。カジキマグロの煮つけなどは和食料理の定番ですね。
⑦カマス
カマスは主に日本海で捕れる細長い姿をした魚です。主に塩焼きなどで食べることが多く、昔から日本の食卓によく並ぶ魚として親しまれてきました。
カマスはビタミンDやB12がとても豊富です。1匹食べれば一日に必要なビタミンを摂取できるとも言われているほどで、貧血予防にも効果的です。
葉酸なども含まれていますので、美容に関心が高い女性にもおすすめですよ。
⑧カワハギ
ユニークな姿をしたカワハギは干物が有名ですが、8月の旬の時期は生のカワハギもスーパーで購入することができます。
カワハギは良質なタンパク質の他にビタミンBなどが豊富で、高血圧予防や貧血予防に効果があります。
子供の成長に欠かせない骨の形成に必要な栄養素も多く含んでいますので、ぜひ家族みんなで美味しく食べたい魚介類の一種ですね。
⑨ウニ
高級食材として知られているウニは、8月のお盆前までが旬となります。鋭いトゲを持つウニは新鮮なものは中の実が鮮やかなオレンジ色をしています。
ウニには貧血予防に効果があると言われる鉄分やビタミンKが豊富で、さらに血液を綺麗にするビタミンEなども含まれています。
旬の時期は比較的リーズナブルに手に入りますので、贅沢にうに丼などで食べるのもおすすめです!
⑩アワビ
アワビもウニと同じく高級食材と言われています。独特の食感で噛めば噛むほど旨味が広がるアワビは大型の食用貝で、刺身や炭火焼きなどでたべるのが一般的です。
アワビにはタウリンやアミノ酸が含まれていて、肝臓機能の働きを助ける効果があると言われています。お酒をよく飲む人は夏の旬の時期のアワビは積極的に食べたい食材ですね。
⑪コンブ
ダシを取ることができるコンブは年間を通して流通しているお馴染み食材ですが、実は8月が旬となります。
コンブのダシの旨味の主な成分はグルタミン酸です。さらにコンブには免疫力をアップすると言われているアルギン酸やフコイダンという成分も豊富に含まれています。
じっくり時間をかけて炊き上げる昆布巻きなどはお茶請けにも最高ですね。