一般事務のやりがいや魅力は?
一般事務のお仕事は、毎日淡々と業務をこなす日々なので、勤務当初は「やりがい」を感じることは難しいと思います。
私が約10年事務として働き、仕事から感じたやりがいについてご説明します。
感謝される
一般事務の通常業務をこなしながら上司や営業担当に依頼をされ、対応する業務も多くある一般事務なので、仕事を依頼をされたことを迅速に対応をすることで、「ありがとう」という言葉は多くもらえます。
自分が対応をしたことで、上司は重大な会議に出られているし、営業担当は1日外回りで新規の案件を取ってこられる。
そう思うと社内で雑務と言われている業務を対応することも、うれしく思えます。
業務スキルが身に付く
毎日パソコン入力をしていると、自分が知らないうちに、その業務スキルが身についていることに後々気づきます。
パソコン入力では、基本のブラインドタッチはもちろん、場合によってはExcel関数やWordのスキルも身に付きます。
これらのスキルが身に付くことで、仕事のスピードUPと効率化も見込むことができ、最初は作成をすることに、1時間かかっていた書類作成の仕事が30分で出来るようになったなどはよくある話です。
コミュニケーション能力が身に付く
一般事務は社内では同僚の人、外に出ることはなくても電話応対の際に取引先企業の方、時には業者さんとの仕事でのやり取りもあります。
業務をこなす度に、コミュニケーションに必要な会話術などを学ぶことができます。
相手に「この事務さん、気持ちの良い対応をしてくれる」と思われると嬉しいですよね。
未経験からでも始めやすい
一般事務は始めてオフィスワークを経験するのにちょうどよい仕事ではあります。
ただし、一般事務をはじめオフィスワークにもPCスキル・資格や、最低限のビジネスマナーとコミュニケーション能力が求められるため、事前に身に付けておきましょう。
ですが、一般事務などの事務の仕事の経験があると、営業事務などにもキャリアアップができ、一般事務の経験に加え資格やスキルが有れば貿易事務や経理事務などにも転職が可能です。
一般事務は、社内の幅広い人たちやお客様と仕事や業務を通してやり取りをすることにより、会社と仕事の仕事の流れだけでなく仕組みを学べるためです。
一般事務の仕事に向いてる人は?
「一般事務は誰でもできる仕事」という発言を聞いたことがあります。
私はそんなことは無いと思います。
ここでは、どんな人が一般事務に向いているのか、ご説明したいと思います。
真面目に取り組める人
一般事務のお仕事は、日々同じ業務をこなすこともありますが、「毎日同じだからつまらない」と思い転職する人も多いようです。
ですが、その同じ業務でも、会社にとっては大事な業務で、なくてはならない業務なのです。「つまらない」と思うより、「これが役に立っている」と考えた方が、仕事が楽しいし、やりがいを感じられますよね。
日々の業務を、真面目に真摯に仕事を取り組める人が求められます。
向上心を持っている人
同じ一般事務の業務を進めている中でも、仕事に対する向上心は忘れてはいけません。
今に満足せず、更なる仕事の効率化を意識しながら働いていると、新しい仕事の方法が見つかる場合があります。
それを上司に提案できるととても喜ばれるでしょう。