老害で迷惑したことある!?
近頃頻繁に使われるようになった老害という言葉。老害とはどのようなことを指すのでしょうか。老害とは、高齢者が周囲に対して困った行いをすることを言います。病気とは違って、年をとるとともに表れる特徴ですから、治療して治るものではありません。
日々の暮らしの中で家族や職場の上司などで老害にあたる行為をする人がいたら、たまったものではありませんね。対処の仕方も困ります。しかし、これからますます高齢者が増える日本では、この老害にうまく対処し、暮らしの中で消化していく方法を身につけていく必要があります。
芸能人にも老害がある!
高齢者だからと言って、皆が皆老害にあたる行為をするわけではありません。敬うべき高齢者も多くいます。しかし、残念なことに芸能人のような著名人の中でも老害は頻繁にあるようです。
ある有名芸能人が生放送中に後輩芸能人がとまどうような行為を強要し、視聴者から「パワハラじゃないか」と苦情が寄せられたことがありました。
他にも有名芸能人が他の芸能人の行いについて猛烈な批判をし、これも視聴者から「言い過ぎじゃないか」「自分が控えるべきじゃないか」とその芸能人に対する批判が相次ぎました。
どれも60代芸能人です。高齢芸能人に対して若手芸能人が辟易しているという報道もありました。
このようなことは、芸能界だけでなく、日々の暮らしの中で起こりうることですね。
老害の特徴①自分の意見を絶対曲げない
では、老害とは一体どういう特徴があるのか考えていきましょう。
まず、最も顕著なのは自分の意見を絶対に曲げないということです。年をとると頑固になると言いますね。少しばかり頑固になるくらいならいいのですが、間違ったことでも自分は正しいと主張し、しかもそれを絶対に曲げないとなると、対処の仕方に困ります。
職場の中で、大切な事柄についてこれをやられると非常に困りますが、暮らしの中で些末なことなのであれば、ハイハイと聞き流すのが良い対処法でしょう。赤いリンゴを青いと主張されても、そうですねと返しておくのです。病気とは違いますが病気のようなものなので、議論をしても解決にはなりません。
お互いが気持ちよく暮らしていくために、少々のことは受け流すのがいいでしょう。
老害の特徴②古い価値観を押し付けてくる
嫁姑問題でよく話題になる老害です。昔と今の育児方法は全然違うのに、昔はこうだったああだったと口を出してくる、ということが問題になったりします。
「昔はこうだった」と主張されるだけならハイハイそうですか、で済むのですが、「なぜこうしないのか」「この方法が正しいのに」「あなたは間違っている」と来られると対処が面倒です。
このような老害行為をしてくる人は自分にとても自信があるのです。今まで生きてきた自分の人生がすばらしく、仕事も育児も成功してきたと考えているから、自信をもって古い価値観を押しつけてくるのです。
先にも言ったように、老害行為をするような高齢者は自分の意見を曲げることがありませんから、議論するだけ無駄です。
「そうですかすごいですね」「参考にさせていただきます」「私はだめですね」と相手の自信が満足するような言葉を返すとクールダウンしてくれるかもしれません。
特に職場の人で関係をこじらせたらまずい人には、とにかく相手の自尊心を満足させることです。