同僚との会話などなら問題ないでしょうが仕事場での上司や取引先との会話を考えると誤用せずに正しい使い方をこころがけたいですね!
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どういった時に世間ずれを使うのが適切なのか
これで間違えたまま覚えていた方も正しい世間ずれの意味は理解できたはず。次はどういったケースに世間ずれという単語が適切なのかについてです。正しい意味を理解すると使うべき時、使うべきではない時が変わってきますね。
世間ずれのずれは「擦れ」から来ているので文字通り世間にすれている人や少し斜に構えている人を表す時に多く使われます。ですがこの際に気をつけておきたいのはこの言葉の持つ印象。本来の意味では「ずる賢くなっている」というニュアンスが強く含まれるのがこの単語の特徴でもあるため本人の目の前で面と向かって言うのはもちろん、仕事場やオフィシャルな場での使用は控えた方がよいです。
友人知人との他愛のない会話や仕事場での世間話など、インフォーマルな場での発言に適していると思われます。自分に悪気がなくても正しく世間ずれの意味を理解してなかったがために相手に
「この人は言葉の意味も知らないうえにそれを平気で使って他人をバッシングする人なんだ・・・。」と思われては損なだけです。正しい意味を理解したからこそ正しい場面で使うことをこころがけたいものですね。
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世間ずれしている人の特徴
次はどういった人が世間ずれしているかについてです。特徴といってもこれは主観によるものが多く明確に定義することが難しいですが、世間ずれしているか分かりやすい定義のラインはやはり仕事に関してではないでしょうか。
大勢の他人と接する職場にいるとやはり10人いると何人かは要領のいい人がでてきます。抑えるべき重要なところはまっさきに抑えて重要性の低いところは後回し。彼らのような人達は今までの経験から大事なポイントとそうでないところの区分けがしっかりとできている事がおおく、結果的に仕事を振り返ってみれば「おいしいとこどり」のような形になっている という経験がある方も多いのではないのでしょうか。
そのような
経験豊富である
物事の優先順位をつけるのがうまい
自分の利回りを考えて行動できる
人が世間ずれしている人の特徴といえます。経験と知恵が要求される業界で活躍している人は世間ずれしていると評される人が多いのもうなずけます。
世間ずれしている人とうまくつきあうには?
世間ずれしている人の特徴はわかりましたが、彼らとうまくつきあっていくにはどうしたらいいでしょうか。こなれた雰囲気を持っている人も多いためとっつきづらさを感じてしまう事もままよくあることと思います。特に若かったり勢いのある世間ずれしている人は自信満々な人も多く、主張も強いことがあります。