泣き上戸な人の心理と特徴
お酒を飲むと性格が変わる人がいます。怒りやすくなったり、陽気に笑い出したり、静かになって寝てしまったり、周囲の人にキスしたり、抱きついたりなど、その内容は様々です。その中でも酔うと泣くというという人もいます。泣き上戸と言われる人です。
普段はしっかりしているように見える人でも、急に泣きだしたりして周囲の人を困らせてしまいます。このように酔うと泣く人にはどのような心理が働いているのでしょう。また、泣き上戸になってしまう原因や、改善方法などはあるのでしょうか?
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酔うということは?
お酒を飲むと、人によって強い弱いはありますが、当然ながら酔うことになります。これは理性を保つための脳の機能が麻痺することが原因です。人は理性があることで、他人に迷惑をかけるような行為をしないようにしたり、失礼なことを言ったりしないようにしたり、状況を見てマナーを守ったりなどします。つまり、普段は理性があることで自分勝手な行動を取らないように抑えているということです。
しかし、お酒を飲むことで、この理性の感覚が麻痺してしまうと、自分勝手な行動をするように取るようになってしまいます。さらに、酔うことで感情の抑制も効かなくなります。普段は人の目を気にせず、大きな声を出したり、笑ったり、怒ったりなどすることは恥ずかしいと思いって、することができません。
ですが、感情の抑制が効かなくなり、理性もなくなっているので、これらのことができるようになります。泣き上戸の人は酔うことで、理性がなくなり、感情の抑制が効かなくなったことで、人前であることを気にせずに大きな声で泣くことができるようになってしまうのです。
泣き上戸になる原因 (1)ストレス
お酒で酔うと、理性がなくなり、感情の抑制が効かなくなります。つまり、普段は抑えている感情が溢れ出しやすくなるという意味でもあります。なので、泣き上戸になる人は、何らかの原因によって普段から泣きたい感情を抑えている可能性があります。
よくある原因はストレスです。仕事などでストレスを抱えていても、そうそう仕事を休むことはできません。追い込まれていく自分の状況に耐えきれなくなると、泣きたい気持ちが溢れてきます。しかし、この感情も理性によって抑え込まれてしまいます。
仕事以外にも、失恋や人間関係などでストレスは溜まっていきます。この溜まったストレスを発散することが苦手な人は、お酒に酔うことで感情の抑制ができなくなり、泣き上戸となってしまいます。
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泣き上戸になる原因 (2)感情表現が大きくなる
お酒に酔うと感情の抑制が効かなくなります。つまり、普段以上に感情が出やすくなるという意味でもあります。普段は感動するような話を聞いたとしても、泣くことがない人でも、お酒に酔うと感動の表現が大きくなり、泣いてしまうことがあります。