また、嘘をつくことで、自分に負い目を作ってしまうことにもなります。普段から自分に自信がない気の小さい人が、負い目を作ってしまうと、さらに不安の要素を抱えることになってしまいます。その状況を避けようとする心理も働いています。
気が小さい人の心理 (5)ネガティブ
気の小さい人は他人からの反発の反応に大きな不安を感じます。他人から反発を受けることで、他人との衝突に発展することを恐れています。このような考えに至るのは気の小さい人がネガティブな性格をしているからです。
気が小さい人はネガティブな性格をしているため、小さなことが大きなことに発展するのではないか、と心配しすぎる特徴があります。仕事でも小さなミスをしたときには、気持ちが切り替えられずにミスを引きずります。他人からの小さな頼みごとを断ったときには、相手に嫌われたのではないか、と心配します。
周囲の人から心配しすぎであると思われることも、気の小さい人は本気で心配してしまうのです。
気が小さい人の心理 (6)決断力がない
気の小さい人はネガティブな方向に物事を考えやすいという特徴があります。なので、自分の決断によって仕事がミスの方向に向かうかもしれない、自分の決断が正解なのか確信が持てないなど、不安の感情に負けてしまいます。
多くの人が不安の感情と戦って、決断を下します。しかし、気の小さい人は不安の感情に常に負けてしまいます。なので、他人からの意見に流されやすく、自分だけで物事を決断することができないのです。
◆関連記事:似てるかも?小心者の性格はこちら
気が小さい人の克服法 (1)真似をする
女性が気が小さい性格をしていれば、男性からは守ってあげたいというようなモテる要素になる可能性もあります。しかし、男性の場合にはそうはなりません。きっと頼りない姿に見えてしまうことでしょう。また、仕事をしていくうえでも、男性は気が小さいよりは大きい方が望ましいでしょう。
気が小さい男性がその性格を克服するためには、気が大きくなった姿を想像してみると良いでしょう。また、なりたい自分の理想像に近い人が近くにいるのであれば、その人を言動などを観察して、参考に真似しても良いでしょう。気が小さいというのは性格なので、一気に変えようとすると、大きなストレスを感じてしまいます。無理のないようにゆっくりと克服していきましょう。