【産後のイライラの解消法②】休める時に休む
産後のイライラの解消法の2つ目は、休める時にはしっかり休むということです。
いつまで続くのかわからない絶望的な寝不足というのは、イライラする気持ちを高めて、体力や気力を奪っていくものです。
赤ちゃんが昼寝をしているときや、旦那さんに赤ちゃんのお世話や家事をお願いできるときには、できるだけこまめに横になって、体を休めるようにして、体力の回復に努めることも大切です。
【産後のイライラの解消法③】女性ホルモンを整える
産後のイライラの解消法の3つ目は、出産により急激に少なくなってしまった女性ホルモンを、食事などで整えるということです。
女性ホルモンを整えるための栄養素というのは、大豆食品に多く含まれていて女性ホルモンのエストロゲンによく似た働きをすると言われている大豆イソフラボンと、ビタミンB 6とビタミンEになります。
ビタミンB 6は大豆に多く含まれているので、大豆イソフラボンと一緒に摂ることができます。
ビタミンEはうなぎやかぼちゃなどに多く入っているので、できるだけたくさんそういった食品を食べるようにしましょう。
【産後のイライラの解消法④】気晴らしの運動や外出を!!
産後のイライラの解消法の4つ目は、気晴らしの運動や外出をするということです。
どうしても家の中で、赤ちゃんと二人っきりでこもりっぱなしになっていると、気分も落ち込んでしまいます。
産後1ヶ月は、病院以外の外出は控えた方が良いのですが、産後1ヶ月を過ぎたら、徐々に家の周りの散歩などから始めてみましょう。
また、体を動かすことも、気分をリフレッシュできるので、産後すぐできる産褥体操や、軽いストレッチなどから体を動かす事を始めてみてはいかがでしょうか。
【産後のイライラの解消法⑤】周りの人に助けてもらう
産後のイライラの解消法の5つ目は、周りの人に助けてもらうこともとても大切なことです。
特に核家族では、昼間旦那さんが会社へ行っている間に、狭い家の中で赤ちゃんと2人きりで向き合わなければならない時間が多いので、イライラしてもそれを解消することができません。
産後の体力回復が遅いお母さんの場合には、赤ちゃんの面倒を見ながら、家事や旦那さんのお世話をすることだけでも、へとへとに疲れてしまい、精神的にも参ってしまいます。
実家は頼れるようならば、辛いときには実家を頼ってみたり、頼れる実家は無いときには、必ず行政の相談窓口などがあるはずなので、そちらで相談してみるだけでも何か解決策が見つかるかもしれません。
【産後のイライラの解消法⑥】辛い時には受診を!!
産後のイライラの解消法の6つ目は、病院で相談をすることです。
赤ちゃんの1ヶ月検診では、赤ちゃんだけではなくて、お母さんの検診も行います。
その時に、精神的に辛いことがあるようならば、遠慮なく相談してみましょう。
1か月健診の機会を逃してしまった場合には、かかりつけの産婦人科や内科でも相談に乗ってくれます。
辛すぎるときには、ぜひお医者さんに受診しましょう!!
産後のイライラ解消法には漢方薬が効くの?!
産後のイライラ解消法には、漢方薬が効くという人も多いものです。
実際に漢方薬というのは、産後のイライラ解消法に効くものなのでしょうか?!
とある症状を治したいときに、その症状にピンポイントで効く西洋薬とは違い、漢方薬の多くは身体全体の状態を改善していくことを目的に作られています。
症状に対してピンポイントで効果がある物質が入っている西洋薬とは違い、いくつかの生薬の組み合わせで効果を引き出せるようになっている漢方薬は、身体に西洋薬よりも優しいという利点もあります。
長い目で見て、体質を改善させながらイライラを抑えたいのなら漢方薬も効果があるのではないでしょうか。
ただし、今すぐイライラを何とかしたいときには、漢方薬よりも西洋薬の方が即効性は高いものです。