赤ちゃんの全身にお湯をかけた後は、赤ちゃんの頭から順番に洗っていきます。
授乳などの時間のタイミングによっては、頭を洗っているとあまりの気持ちよさに赤ちゃんが眠ってしまうこともあります。
赤ちゃんが気持ちよく眠ってしまった時はあえて起こす必要はありません。片手で赤ちゃんの頭を支えたまま優しくなでるように頭や髪の毛を洗い、目にお湯が入らないように注意しながら手早く短時間で沐浴を済ませてあげましょう。
目にお湯が入るとお風呂が嫌いになってしまう赤ちゃんもいるので、顔にお湯が飛ばないように沐浴の入れ方には気を付けてあげましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(6)体の前を洗う
頭を洗ったあとは、赤ちゃんの体の前を洗っていきます。赤ちゃんの顔を見ながら洗っていると、気持ち良くなった赤ちゃんと目が合う瞬間があります。ママは我が子の子育てに幸せを感じる瞬間です。
赤ちゃんの体を洗う時はガーゼを沐浴剤のついたお湯に浸し、優しく赤ちゃんの肌をなぞっていきます。首の周りや腕、足の関節の部分はゴミや汗がたまりやすいため、丁寧に洗っていきましょう。
さらにオムツかぶれを起こしやすい足の付け根や陰部周辺、丸まった手足の指の間なども注意しながら洗っていきます。洗い忘れがないように洗う順番などを決めておくと安心です。
洗う時にママの手が冷たいと赤ちゃんが驚いてしまうため、あらかじめ手を温めておくと良いでしょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(7)お尻や背中を洗う
赤ちゃんの体の前側を洗った後は、赤ちゃんの体勢を入れ替えてお尻や背中を洗っていきましょう。新生児の赤ちゃんのお尻や背中を洗うやり方は、まずうつ伏せにした赤ちゃんの胸のあたりを片手で支えます。
お湯から赤ちゃんの体を引き上げてしまうと体が冷えてしまうため、お腹はお湯につけたまま洗ってあげましょう。
産まれたばかりの赤ちゃんはうつ伏せの体勢が長く続くと体に負担がかかってしまいますし、子育てに慣れていないママの場合は片手で赤ちゃんを支えきれなくなってしまうこともあるため、短時間で綺麗に洗えるように心がけます。
特にお尻はうんちなどがつきやすく汚れているため、念入りにお湯を使って洗いましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(8)綺麗な湯ですすぎをする
赤ちゃんの体を洗い終わった後は、綺麗なお湯で軽くすすぎをします。赤ちゃんを沐浴させている間は新しいお湯を準備するのは難しいため、できれば事前に清潔な洗面器やバケツなどにすすぎ用のお湯を準備しておきましょう。
すすぎのお湯は最後に使うため、時間がたって冷めても良いように少し熱めのお湯で準備しておくのがポイントです。
ただし沐浴剤の中には最後のすすぎは必要はないという商品もありますので、使う商品の説明をよく読んですすぎをするかどうかを判断するようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(9)しっかりと体を拭く
赤ちゃんの最後のすすぎが終わると、あとは湯冷めをしないようにしっかりと体を拭いていきます。
バスタオルは何枚か重ねておくと赤ちゃんを置いた時に背中やお尻が痛くありません。一番下にはレジャーシートや防水シートなどを敷いておくと後片付けが楽になります。
腕や足の関節の曲がった部分は水がたまりやすいのでよく拭いてあげる必要があります。また赤ちゃんの体に水分が残っていると、その水分が乾くときに体温を奪って風邪をひいてしまう原因になりますので気を付けましょう。
また赤ちゃんを沐浴させた後にいつまでも裸で置いておくわけにはいきませんので、事前に赤ちゃんの肌着などを準備しておくことも忘れないようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの沐浴のやり方(10)耳や鼻のお手入れ
赤ちゃんを清潔な服に着替えさせた後は、耳や鼻、おへそなどのお手入れをして終わりになります。
赤ちゃんの耳や鼻、おへそにたまった汚れは、沐浴後のタイミングであれば簡単に綺麗に出来るため非常にオススメです。
赤ちゃんの耳や鼻、おへそなどのお手入れのやり方はとても簡単です。まずはガーゼなどでおおまかな汚れをふき取り、届かない汚れや細かい汚れなどはには赤ちゃん用のめん棒などを使います。
大人用のめん棒では先が大きすぎることがありますので、専用のめん棒を用意しておきましょう。
■参考記事:産後の家事、いつからしていいの?コチラも参照!