記事の目次
- 1.産後の恥骨痛、本当に辛すぎますよね…
- 2.恥骨とはどこ?恥骨痛とはどこが痛んでいるの?
- 3.産後の恥骨痛の原因は?
- 4.【産後の恥骨痛の原因①】出産時に損傷した
- 5.【産後の恥骨痛の原因②】リラキシンの影響
- 6.【産後の恥骨痛の原因③】骨盤のゆがみ
- 7.産後の恥骨痛はいつまで続く?いつまで我慢するべき?
- 8.産後の恥骨痛の対策にはどんなものがある?!
- 9.【産後の恥骨痛の対策①】産褥期は安静に!
- 10.【産後の恥骨痛の対策②】歩幅は狭く
- 11.【産後の恥骨痛の対策③】階段は避ける
- 12.【産後の恥骨痛の対策④】着替える時に要注意!
- 13.【産後の恥骨痛の対策⑤】産褥体操・骨盤体操をする
- 14.【産後の恥骨痛の対策⑥】骨盤ベルトをする
- 15.【産後の恥骨痛の対策⑦】ストレッチで改善!
- 16.【産後の恥骨痛の対策⑧】産後ヨガで改善!
- 17.【産後の恥骨痛の対策⑨】整体を受ける
- 18.【産後の恥骨痛の対策⑩】冷やさない
- 19.【産後の恥骨痛の対策⑪】寝方も大切!
- 20.【産後の恥骨痛の対策⑫】身体に無理をしない
- 21.【産後の恥骨痛の対策⑬】病院へ行く
- 22.産後の恥骨痛で歩けない!治らない時には?!
- 23.産後の恥骨痛は無理しないで!辛い時には病院へ!!
出産後には骨盤は大きくゆがんでしまうものです。
それは、赤ちゃんの頭が、子宮から産道を通って生まれてくるためには、どうしても仕方がないことですよね。
赤ちゃんの頭が産道を通っていない帝王切開の人でも、リラキシンは出産前に大量に分泌されているために、出産後には骨盤がガタガタに緩んでしまっています。
関節や靭帯が緩んだ状態になってしまうと、骨盤のそれぞれの骨が、本来あるべき位置からずれてしまい、骨盤に歪みが生じてしまいます。
そうすると、恥骨結合は左右の恥骨から本来とは違う圧力を受けるようになってしまい、痛みを生じやすくなってしまいます。
産後の恥骨痛はいつまで続く?いつまで我慢するべき?
恥骨痛がひどい人は、この恥骨痛がいつまで続くのか気になっている人もいますよね。恥骨痛はいつまで続くものなのでしょうか。
恥骨痛はいつまで続くのかというと、人によっていつまで続くのかは個人差が大きいと言われています。
出産後に始まることが多い恥骨痛ですが、それがいつまで続いたのかというと、多くの人は出産後6週間から8週間の産褥期を過ぎたら、恥骨痛が収まるものです。
しかし、産褥期を過ぎてもいつまでも恥骨痛が収まることなく、出産後6ヶ月までいつまでも恥骨痛が続いたという人もいます。
ひどい恥骨痛が、1ヶ月検診の頃まで良くならずに続くようなら、1ヶ月検診で必ず相談をしてください。
また、1ヶ月未満でも歩けないほどのひどい恥骨痛がある場合には、早めに病院を受診しましょう。
どこの病院を受診したらいいのかわからない場合には、まずはかかりつけの産婦人科の病院に相談をして、その上で整形外科等の受診が必要であれば、紹介してもらうようにしましょう。
産後の恥骨痛の対策にはどんなものがある?!
多くの人にとっては、恥骨痛がいつまでも延々と続くようなものではなくて、出産後1ヶ月か2ヶ月くらいでおさまることがほとんどです。
しかし、時には歩けないほどひどい痛みに襲われてしまう恥骨痛に襲われてしまったときには、ただ我慢をするだけではなくて、自分でもできる対策をしたいものですよね。
いつまでも続くように感じられる、時には歩けないほどの痛みが出ることもある恥骨痛がひどい時には、どのような対策をしたらいいのでしょうか。
ここからは、時には歩けないほどの痛みも出る恥骨痛が対策についてみていきたいと思います。
【産後の恥骨痛の対策①】産褥期は安静に!
時には歩けないほどのひどい痛みに襲われる恥骨痛の対策で、一番大切なことは、出産後6週間から8週間までの産褥期を、自宅でしっかりと安静をすることです。
産褥期を過ぎた後に恥骨痛が治まるのか長引くのかというのは、この産褥期の過ごし方をどのように過ごしたかによって大きく変わってきます。
出産というのはお母さんの体に大きな大きなダメージを与える大仕事です。
自然分娩であっても帝王切開であっても、お母さんの体は大出血を起こし、大きく傷つきます。
この出産によるダメージの一つが恥骨痛になります。
産褥期をきちんと安静にして過ごすことが、体の中のあちらこちらに負った傷や、失われた体力を回復させるのに大切になります。
■参考記事:産後1ヶ月の注意点、出血はいつまで続く?コチラも参照!