記事の目次
- 1.妊娠28週目!ママと赤ちゃんの様子はどんな感じ?!
- 2.妊娠28週目とはどんな時期?
- 3.妊娠28週目の赤ちゃんの様子は?
- 4.【妊娠28週目の赤ちゃん①】体重と身長は?!
- 5.【妊娠28週目の赤ちゃん②】皮膚が赤くなる
- 6.【妊娠28週目の赤ちゃん③】呼吸の練習を!
- 7.【妊娠28週目の赤ちゃん④】聴覚がほぼ完成!
- 8.【妊娠28週目の赤ちゃん⑤】心臓に4つの部屋が!
- 9.【妊娠28週目の赤ちゃん⑥】生殖器も完成間近!
- 10.【妊娠28週目の赤ちゃん⑦】胎動も活発に!
- 11.【妊娠28週目の赤ちゃん⑧】胎動のピクピクの正体は?
- 12.【妊娠28週目の赤ちゃん⑨】基本的な60兆個の細胞が完成!
- 13.妊娠28週目のママの様子は?
- 14.【妊娠28週目のママの様子①】体調が安定!
- 15.【妊娠28週目のママの様子②】鼻血などの出血が!
- 16.【妊娠28週目のママの様子③】前駆陣痛!子宮の収縮が!
- 17.【妊娠28週目のママの様子④】色素沈着がさらに激しく!
- 18.【妊娠28週目のママの様子⑤】多胎妊娠は管理入院へ!
- 19.妊娠28週目!ぜひママにやって欲しいこと
- 20.【妊娠28週目のママに!①】後期母親教室への参加
- 21.【妊娠28週目のママに!②】ストレスを溜めない
- 22.【妊娠28週目のママに!③】腰痛予防
- 23.【妊娠28週目のママに!④】体重オーバー!食べすぎ注意!
- 24.【妊娠28週目のママに!⑤】栄養バランスに気を付けて!
- 25.【妊娠28週目のママに!⑥】母乳のための食事へ!
- 26.妊娠28週目の気になる症状
- 27.【妊娠28週目の気になる症状①】羊水の量
- 28.【妊娠28週目の気になる症状②】絨毛羊膜炎
- 29.【妊娠28週目の気になる症状③】妊娠高血圧症候群
- 30.妊娠28週目に赤ちゃんが逆子!逆子体操は?!
- 31.妊娠28週目!早産の可能性は?!
- 32.妊娠28週目の早産の兆候とは?
- 33.妊娠28週目は身体の変化に要注意!!
妊娠28週目の気になる症状
妊娠28週目には、気になる体調の変化や症状もあります。
中には、自分では気がつかずに妊婦健診で指摘されるものもあります。
いったいどのような症状が妊娠28週目には起こりやすいのか見ていきましょう。
【妊娠28週目の気になる症状①】羊水の量
妊娠28週目頃の妊婦健診で指摘される人が多い症状に、羊水の量が少なすぎたり多すぎたりといったことがあります。
羊水は、赤ちゃんがお腹の中で育つためになくてはならないものです。羊水の量はもともと個人差が大きいものですが、一番多い時でも800mlが限度となります。
800mlを超えると羊水過多症、100ml以下もしくは羊水ポケット2cm以下で羊水過少症と診断されます。
羊水過多症や羊水過少症と診断されてしまった場合には、分娩誘発をする必要が出てくる場合もあります。
羊水の異常を防ぐためにも日常の食事の栄養バランスなどに気をつけるようにしましょう。
【妊娠28週目の気になる症状②】絨毛羊膜炎
妊娠28週目の頃に気をつけなければならない感染症に、絨毛羊膜炎というものがあります。
これは、膣の自浄作用が低下したことで、膣の中で増殖した細菌が、子宮膜に炎症を起こす症状になります。
破水の原因となるものとされていて、早産のリスクを高目てしまう危険な感染症です。
膣の中の感染症での異常はおりものの状態に現れます。
早期発見ならば、抗菌薬の処方などで大事に至らずに済みます。
おりものの色や臭いに変化を感じた時には、速やかに病院で相談するようにしましょう。
【妊娠28週目の気になる症状③】妊娠高血圧症候群
妊娠28週目の頃に気をつけなければならない症状に、妊娠高血圧症候群があります。
それまでの妊婦検診で、血圧や尿淡白に何も異常がなかった人でも、妊娠後期に入ってから突然妊娠高血圧症候群を発症する人も少なくありません。
原因としては、運動不足や、ストレス、食べ過ぎ、塩分の取りすぎや栄養の偏りなどが考えられます。
それまで、仕事などで忙しくしていた人が、産休に入り急に暇になったことで、ストレスを溜めて、食べることに走ってしまうと危険な状態になります。
赤ちゃんのためにも、ストレスを溜めないで、栄養のバランスのとれた薄味の食事を心がけるようにしましょう。
妊娠28週目に赤ちゃんが逆子!逆子体操は?!
妊娠28週目の頃に赤ちゃんが逆子だと診断されてしまったら、逆子体操などをする必要はあるのでしょうか。
この時期に逆子でも、まだ治る可能性もあるので焦る必要はありませんが、逆子が治らないこともあるので、心配になりますよね。
逆子にもいろいろな状態がありますが、最近では、逆子であれば有無を言わさず帝王切開になってしまう病院少なくありません。
頭が下の状態で生まれてくるよりも、難産になる可能性が高く、何らかの障害が残るリスクが高くなるために、逆子ならば帝王切開という選択は仕方がない処置ですが、逆子でも無事に自然分娩で産まれている子もいるので、ママによっては出来ることならば逆子でも帝王切開での出産は避けたいという人もいますよね。
この時期の逆子は、まだ治る可能性が高いので、逆子体操などにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
逆子体操をやったからといって必ず逆子が治るというわけではありませんが、逆子体操やったことで逆子が治ったという人も沢山います。
病院や産院で逆子体操を指導してくれない時には、 YouTubeなどに解説の動画が沢山アップされているので、そういったものを参考にしてみましょう。
妊娠28週目!早産の可能性は?!
何らかの原因で下腹部に衝撃を与えてしまったり、お腹に力が入りすぎてしまった場合には、陣痛が起きてしまい、早産よる出産になってしまうこともあります。
妊娠28週目で早産による出産になった場合には、赤ちゃんの生存の可能性や、障害が残る可能性というのはどのようなものなのでしょうか。
早産による出産になったときの、生存の可能性というのは、28週目未満と28週目以降では大きく違うと言われています。
28週目を過ぎると、内蔵がある程度しっかりと機能するようになることと、赤ちゃんの体重が1000gを超えるために、すぐに NICU へ入ることができれば、障害もなく無事に育つ赤ちゃんも少なくありません。
しかし、肺が完全に形成されるのは30週を過ぎてからになるので、30週前の早産による出産では、呼吸器系に障害が残る可能性もあります。
できることならば、28週目で早産による出産をするよりは、やはり正産期までお腹の中にいてくれた方が、障害などが残る可能性は少なくなるので、下腹部に無理な力が入るような行動は避けるようにしましょう。