妊娠18週目の身体の変化と過ごし方の注意点!

妊娠18週目の身体の変化と過ごし方の注意点!

比較的妊娠中でも体調が安定すると言われている妊娠18週目の頃ですが、ママの身体の中では大きな変化が起きています。妊娠18週目の胎児の様子やお腹の大きさはどうなのでしょうか?!過ごし方はどうしたらいいのでしょうか?!妊娠18週目のあれこれについてお伝えします。

記事の目次

  1. 1.妊娠18週目!胎児とママの身体にはどんな変化が?!
  2. 2.妊娠18週目の胎児の様子は?!
  3. 3.妊娠18週目の頃のママの様子や変化は?!
  4. 4.妊娠18週目!過ごし方はどうしたらいい?
  5. 5.妊娠18週目でも流産には要注意!
  6. 6.妊娠18週目は比較的安定していても注意は必要!!

【妊娠18週目の頃のママの様子②】心臓や内臓への負担が!

妊娠18週目の頃になると、ママの体では心臓への負担が大きくなってくる時期になります。

妊娠18週目の頃というのは、赤ちゃんの成長が更に加速するために、ママの心臓というのは普段と同じ動きをしていても、5割増ほどで動いています。

そのために、心臓に大きな負担がかかり、いつもと同じ動作をしているはずなのに動悸や息切れをしやすくなったりします。

また子宮が大きくなり始めるために、徐々に周りの内臓が圧迫され始めて、腎臓や肺といった内臓への負担がかかり始める時期になります。

妊婦健診で血液検査を行うと、この時期には特にコレステロールや中性脂肪の値が高くなりがちです。

この時期には、よく出やすい症状なので特に医師から注意するべき点などを指摘されなければ心配する必要はありません。

【妊娠18週目の頃のママの様子③】立ちくらみも!

妊娠18週目の頃では、心臓への負担が大きくなり、大きくなった子宮に血管が圧迫されることなどから、急に立ち上がった時や、立ち仕事をしている時に立ちくらみを感じることもあります。

血行が悪くならないように、夜寝る前にマッサージをしたり、立ち上がるときには急に立ち上がらないようしたり、こまめに休憩を取るなどして、体に負担をかけないようにすることが大切です。

【妊娠18週目の頃のママの様子④】低血糖になりやすい

妊娠18週目の頃に、立ちくらみを起こしやすい原因には、低血糖や貧血になりやすい時期だということもあります。

赤ちゃんが急激に大きくなる時期になるので、赤ちゃんに沢山の栄養やカロリーを送るために、ママの体から糖分や鉄分などの栄養が今までよりも沢山送られるようになります。

妊娠中は、ママの体の健康維持よりも、お腹の赤ちゃんの成長の方が優先されるために、ママの健康を維持するための栄養が足りなくなることもあります。


すると、今までと同じような食事の内容では、ママの健康や体調を維持出来なくなることもあり、低血糖や貧血になってしまいがちになります。

あまりカロリーオーバーになってしまうのは良くありませんが、栄養のバランスを取れた食事をしっかりと摂るようにして、低血糖や貧血を起こさないように気をつけましょう。

【妊娠18週目の頃のママの様子⑤】腰痛に悩む人も!

妊娠18週目になると、お腹が急に大きくなり、体のバランスが変わって姿勢が変わってくることから、腰痛に悩む人も多くなります。

妊娠中は、出産の準備をするために、リラキシンというホルモンが大量に分泌されて、骨盤周りの関節や靭帯を緩めていくので、骨盤周りがゆるんでしまいがちになるのも、腰痛になりやすくなる原因となります。

【妊娠18週目の頃のママの様子⑥】腹痛が!腹痛の原因は?!

妊娠18週目の頃には、腹痛に悩む人もいます。

妊娠中の腹痛は、流産に繋がることもあるために、心配になってしまう人も少なくありませんが、妊娠18週目の頃の腹痛はどのような原因で起こることが多いのでしょうか。

妊娠中期の腹痛の多くは、子宮が大きくなることによって、子宮の周りの靭帯が引っ張られて感じるお腹の張りが、腹痛として感じられることがほとんどです。

お腹の張りを腹痛として感じる時には、鈍い痛みのある腹痛として感じることがほとんどです。

腹痛が鈍い痛みの時には心配する必要はそれほどありません。

また妊娠中は、便秘や下痢になりやすい人も多く、便秘や下痢に伴う腹痛であることもあります。特にお腹の風邪をひいているわけではないのに、便秘や下痢になりがちな人が腹痛になるときも、腹痛そのものは危険なものではないでしょう。

便秘や下痢による腹痛が辛い時には、産婦人科で相談して妊娠中でも飲むことができる薬を処方してもらいましょう。

流産や切迫流産に繋がる危険な腹痛というのは、出血を伴う腹痛や、痛みが激しくなっていく腹痛になります。

出血を伴う腹痛や、痛みが激しくなっていく腹痛は、危険な腹痛であることが多いので、すぐに病院を受診しましょう。

その他の腹痛の場合でも、原因がよくわからずに不安な時には、自己判断で大丈夫だとは思わずに、まずは病院で相談することをお勧めします。

【妊娠18週目の頃のママの様子⑦】動けるようになる人も!!

妊娠18週目の頃になると、つわりが終わる人も多く、活動的に動けるようになる人も増えてきます。

妊娠初期に比べると、流産の危険性も少なくなる時期です。

胎動を感じたりすると、赤ちゃんも元気なことに嬉しくなり、ついつい妊娠初期に我慢していた運動を始めてしまったり、つわりがひどい時期に職場で迷惑をかけた分を取り返そうと仕事を頑張りすぎてしまったりしますが、妊娠18週目で流産する人が全くいないわけではありません。

特に、下腹部に力が入り過ぎるような動作をすると、子宮の収縮が始まってしまうことが多いので、つわりがなくなり動きやすくなったからといって、急に張り切って活動量を増やすようなことはやめましょう。

妊娠18週目!過ごし方はどうしたらいい?

妊娠18週目のお腹の赤ちゃんとママの様子は大体わかりましたね。

つわりがなくなり、体は楽に動けるようになった一方で、心臓や内臓への負担が増して、お腹の大きさもがどんどんと大きくなるので、ママが感じている以上に体に大きな負担がかかっている時期だということがわかりました。

そんな妊娠18週目のママの過ごし方というのはどのような過ごし方をしたらいいのでしょうか。

ここからみていきましょう。

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【妊娠18週目の過ごし方①】産休・退社へ向け引き継ぎ準備を!

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