記事の目次
- 1.さとり世代の若者って?
- 2.さとり世代は何歳から?
- 3.さとり世代の特徴①頑張ることが苦手
- 4.さとり世代の特徴②達観している
- 5.さとり世代の特徴③閉塞感を感じている
- 6.さとり世代の特徴④休日は引きこもり
- 7.さとり世代の特徴⑤ネット世代
- 8.さとり世代の特徴⑥テレビよりYouTube
- 9.さとり世代の特徴⑦情報過多
- 10.さとり世代の特徴⑧節約型
- 11.さとり世代の特徴⑨車の価値が分からない
- 12.さとり世代の特徴⑩物欲がそもそもない
- 13.さとり世代の特徴⑪目立たない(主張しない)
- 14.さとり世代の特徴⑫結果がすべて
- 15.さとり世代の特徴⑬諦めも早い
- 16.さとり世代の特徴⑭能力以上に頑張らない
- 17.さとり世代の特徴⑮人付き合いは浅く...浅く
- 18.さとり世代の特徴⑯仕事の後は直帰します
- 19.さとり世代の特徴⑰恋愛に淡泊
- 20.さとり世代の特徴⑱SNSの「いいね」が気になる
- 21.さとり世代の特徴⑲好奇心が少ない
- 22.さとり世代の特徴⑳将来の夢がない
- 23.さとり世代の特徴㉑家族と仲が良い
- 24.さとり世代ーまとめー
さとり世代の若者って?
ちょっと前まで「これだからゆとり世代は...」なんてため息交じりの声が聞こえてきましたが、今やゆとり世代は終わりさとり世代に世代交代。
さとり世代が就職して社会に出るようになり、よりさとり世代の特徴が社会的に顕著になってきたようです。
さとり世代という呼び名が有名になったのは2013年。
「さとり世代」という本が出版されてからです。
今までにはなかった若者像。
そんなさとり世代の特徴と定義をレポートしていきます。
さとり世代は何歳から?
さて。
さとり世代の定義って一体何歳から何歳くらいまでの人の事をいうのでしょうか?
実はゆとり世代とさとり世代ってちょっと何歳かという定義がかぶっています。
さとり世代の定義が何歳から始まるかというと
「1986年から1995年に生まれた人」
という定義があるので(定義には考え方によって多少のズレあり)今年2018年でいうと23歳から32歳くらいまでの人を指すようです。
でもこの何歳から何歳までという定義も、次に特徴のある世代が現れるともしかしたら変わってくるのかもしれませんね。
ちなみにゆとり世代が何歳からかという定義はさとり世代とあまり変わりません。
ただ、ゆとり世代は常識がないと世間を騒がしている間、ゆとり教育を受けてきたからってバカにするな!と憤慨しているゆとり世代が「さとり世代」と言い始めたという説もあります。
つまりゆとり世代とさとり世代はそんな定義に違いはないという事。
ただ、ゆとり世代よりもさとり世代と呼んでいる人たちの方が、ゆとり教育を受けている割に考え方が合理的でしっかりしているという違いはあるでしょう。
それではさとり世代の特徴を詳しく見ていきましょう。
さとり世代の特徴①頑張ることが苦手
さとり世代は頑張ることが苦手と言われています。
でも、頑張ることが苦手...というよりも、頑張ることに意義を見出せないのがさとり世代の特徴。
そんなに頑張って何になるの?
と変に冷静な面があります。
彼らは
「どんなに頑張ってもそんなの頭打ち」とか
「頑張っても何も変わらない」
なんて考えているので、すごく頑張っている人を見るとすごいなぁと感心しつつ、つい引き気味で見てしまいます。
さとり世代の特徴②達観している
達観している=悟っている
まさにさとり世代はある意味、社会に対して達観してみているところがあります。
小さなころから情報社会で育ち、親もびっくりするくらい知識を持っていて、自分の能力や社会に出てどこまで行けるのか...なんていう事をなんとなく理解しています。
親や周りの大人からすれば
「もっと真剣にすればできる子なのに!」
「どうしてもっと頑張ろうとしないの?」
なんて思ってしまいますが、さとり世代はそんな無駄な事をしても何もならない...とどこか達観しているのです。
さとり世代の特徴③閉塞感を感じている
さとり世代は社会に閉塞感を感じているという特徴があります。
さとり世代は生まれたときにはもうすでにバブルが崩壊していて、社会全体が不景気、そしてデフレに傾いている状況で育ってきました。
そのため小さなころからどこかあまり社会に期待することなく育ってきていて、夢と現実をしっかりと把握している傾向があります。
さとり世代はゆとり教育を受けているのに、ゆとり世代と言われる人たちのように自由な世界観を持っているわけではありません。
逆にゆとり教育を受けながらそれでも将来に期待できないと閉塞感の中で育ってきたという特徴があるのです。
さとり世代の特徴④休日は引きこもり
さとり世代の大きな特徴は「引きこもり」傾向。
本気で引きこもっているわけではなく、仕事や学校が休みの日は
「家でゆっくり」
過ごすのがさとり世代のテッパン。
家に必要な物はそろっているし、ネット環境があれば退屈することもありません。
ゲームとネット。
そもそも外に出て遊ぶという意味が分かりません。
外に出て遊ぶという意味=お金のムダ。
それなら家でネットやスマホしてる方が疲れないし、お財布にも優しい...というわけです。