闇が深い人の特徴や心理、原因は？接し方も解説します！

友達と喋っていて軽く「闇」というワードをフレーズに入れることが当たり前になってきたのはここ数年です。それだけ闇を抱えた人が増えたのか、それともSNSを通じて闇を持っている人の心のうちが簡単に読めるようになってきただけなのか...

それは分かりませんが、「あの人病んでるよね」「闇が深いよね」なんて普通に使うようになりました。

でも闇が深い人って具体的にはどんは人の事を言うのでしょうか？

闇が深い人というのは「根暗」という意味ではありません。大人しい性格の人でも、暗い性格の人でもだからって病んでいるわけではないし、逆にいつも明るい人が病んでいる場合もあります。

闇が深い人はすごく複雑な感情（もしくは全くの無感動）を心に抱えています。それは病んでいない人にはわかりづらい事。ここでは病んでいる人の心理や特徴、そして接し方などをまとめています。

あなたのまわりにもきっと「闇が深い人」はいるはずです。そういう人とどう接したらよいのか知っておかないと思わぬ事件に巻き込まれることも考えられます。現代病ともいえる「闇」について迫っていきましょう。

闇が深い人...簡単に言いますが、「闇」とは何でしょうか？

闇とは「真っ暗な事」、「陽が差し込まない状態」の事です。心にも陽がささない状態。希望も持てず、何もかもが良く見えない、全てが悪い方向に進む気がする。そんな状態です。

子供たちは笑顔が素敵ですよね。屈託のない笑顔。人間はみんなお日様を背負って生まれてきます。でもどうして心に闇が入りこんでしまうのか...

それには人それぞれいろいろな理由があるでしょう。両親に虐待を受けた、幼少のころに陰湿ないじめにあった、友達が全くできない...など自分の力ではどうしようもない理由で心の光が消えていくのです。

その光はゆっくりと自分にも周りにも気づかないスピードで消えていきます。全く光が見えなくなった時...完全に世の中に対する見方が変わってしまい、自分でもいつそうなったのか、なぜそうなったのか分からないでしょう。

でもいつの間にか自分の事が嫌いになっているし、どうして周りのみんなは幸せそうなのか理解すらできません。闇が深い人はどんな行動をするのか、どんな言動をするのか、その背景にある心理と特徴を見ていきましょう。

とはいえ、闇が深い人は「私は闇が深いです」なんて顔をしているわけではありません。闇が深ければ深いほど自分の問題やトラブルは中に閉じ込めてしまい、表面に出しません。

だから本当に闇が深い人と普通の人をすぐに区別する事は難しいでしょう。

よく事件が起こった後に「挨拶もしっかりしてくれるいい人なのに、まさかこんな事件を起こすなんて...」と隣近所の人がインタビューに応じている映像を見たことがありませんか？

「普通に見える人」ほど危ない...ニュースを見ているとそんな気さえしてきます。闇が深くなると心が病んでしまい時に犯罪を犯すことも十分ありうることです。心にため込んでいるトラブルは消化されないまま蓄積し、気づかないうちに限界まで溜まってしまえば、最終的に爆発するしかない時限爆弾の様なものなのです。

では今から闇が深い人の心理と特徴を見ていきましょう。闇が深い人の言動や行動はずっと見ていると何となく「抱えている闇」があることに気づきますが、まとめた特徴を見ていくと、そこまで特徴的ではない事に気づくのではないでしょうか？

こんな人、私の周りにもいるけど「闇を抱えているの？」そう思うかもしれません。しかし闇が深ければ深いほどなかなかそれが表に出てきません。

しっかりと闇が深い人の言動、そして行動の特徴を理解しておくことがとても大切です。では闇が深い人の心理や特徴を具体的に紹介していきます。

まず闇が深い人の行動をよく見ていくと一つあることに気づきます。それは「常にニコニコしている」点。ニコニコと常に笑顔を絶やさない人って「素敵」と思いますか？もちろん本当に幸せで自分の人生に文句のない人も稀にはいるのかもしれません。

でも生きている上でどんなに愛された人でも、どんなに何不自由のない生活をしている人でもイライラすること、悲しくなることはあるはずです。またそんな怒ったことがない穏やかな人でも、常に笑っているわけはありませんね。

闇が深い人は必ずしも「暗い」「無口」な人ではありません。闇が深ければ深いほど表面上は取り繕い、闇を内に内に隠したがるものです。

しかし自分の本音を出すことはできず、言動も無難。相槌と笑顔だけが上手になっていきます。