精神的な大人は恋と愛の違いがわかる
注意点は愛しあうことと自己犠牲をはき違えないこと。中学生や高校生の恋愛の中で社会人との大きな違いは愛と自己犠牲の違いがはっきりとわかること。
もちろん中学生や高校生の中にも純粋な「愛」が存在することもありますので、中学生だから・高校生だからという括りではありません。
しかし社会人のほうがより愛し合うことと自己犠牲の違いというものが経験則も含めて認識しやすいといえるでしょう。
自己犠牲は、自分の幸せや自分の気持ちはさておいて、「彼氏」や「彼女」という立場の人のために自分だけがせっせと相手に尽くしすぎる事です。
自分の欲求や気持ちを知らんぷりして都合的にも経済的にも相手にすべて合わせてしまうことは、自己犠牲と変わりありません。これは美化してはいけないのです。
中学生や高校生の時は相手に嫌われたくない気持ちが先に立ってしまい、自分の感情や気持ちを押し殺して相手に合わせてしまう、といったことをしてしまいがちです。
これは愛ではなく相手に尽くしている「自分に酔っている」から行う行為でもありますので、注意しましょう。
一方、愛を知っている人間は常に相手と対等でいることができます。
自分の感情や都合、人間関係も大切にしたうえでしっかりと相手と信頼関係や愛情を育んでいくことが出来るのです。
自分の気持ちも大切にしたうえで相手としっかりと話し合い相手との折り合いをつけながらお互いが思いあえる、尊重しあえる関係性を築いていける。そして相手の笑顔そのものを望み与え合えるのが「愛」なのです。
人を好きになれるってそれだけで凄いこと
人の良いところを見つけて好きだと思えることはすごい事。
中学生、高校生、社会人とそれぞれの恋愛のステージや取り巻く環境は多種多様です。
しかし毎日を精一杯生きているという事においてはどの年齢でも変わりません。
毎日を懸命に生き、学業に励み人間関係に悩み仕事に疲れ果てるということが必ずついて回ります。
そんな毎日せわしない日々が続いていく中で、誰かを好きになり恋に落ちるということ。大切に思えるということ。
その「恋をする。」「誰かを大切に思える」ということ自体が本当はとても難しくて素晴らしいことであるということを忘れずにいましょう。
付き合うって何という疑問は経験が多くないからこそ生まれてくる疑問ですが、それは誰かと交際をする上では必ず持つ疑問です。
裏を返すと相手ともっと恋人らしくありたい、近しくありたいという努力の現れでもあります。
交際の進むスピードはカップルによって異なりますが、その誰かを大切に思う気持ちを大切にして恋愛を楽しんでいきましょう。