記事の目次
- 1.母乳を卒業する時期は?理想の時期を考えよう!
- 2.【母乳はいつまで?】母乳をあげる意味は?
- 3.【母乳はいつまで?】育児用ミルクと母乳の違いは?
- 4.【母乳はいつまで?】日本の卒乳時期は?
- 5.【母乳はいつまで?】世界の卒乳時期は?
- 6.【母乳はいつまで?】理想的な卒乳・断乳の時期は?
- 7.【母乳はいつまで?】母乳を続けるメリット
- 8.【母乳はいつまで?】メリット①産後の回復を早める
- 9.【母乳はいつまで?】メリット②乳がんになりにくくなる
- 10.【母乳はいつまで?】メリット③マタニティーブルーの回避
- 11.【母乳はいつまで?】メリット④ダイエット効果
- 12.【母乳はいつまで?】母乳を続けるデメリット
- 13.【母乳はいつまで?】デメリット①ダイオキシンによる影響
- 14.【母乳はいつまで?】デメリット②感染症による影響
- 15.【母乳はいつまで?】離れていても母乳はあげられる?
- 16.【母乳はいつまで?】母乳の保存方法と保存期間
- 17.【母乳はいつまで?】保存した母乳の授乳方法
- 18.【母乳はいつまで?】母乳とミルクの混合でもOK?
- 19.【母乳はいつまで?】育児用ミルクの種類
- 20.【母乳はいつまで?】離乳食が完了すれば卒乳?
- 21.【母乳はいつまで?】母乳が多い・少ない人の差は?
- 22.まとめ
ただし、育児用ミルクをあげすぎると赤ちゃんのお腹が減らずに次の授乳まで時間が空いてしまうことがあります。
授乳間隔は最低でも3時間を目指して、赤ちゃんが満足しすぎない育児ミルクの量をあげるようにして下さい。
赤ちゃんに飲んでもらうことで母乳は生成されます。
3時間以上あけると母乳の生成が減ってしまうので注意してくださいね。
【母乳はいつまで?】育児用ミルクの種類
育児用ミルクには色々な種類があります。
育児用ミルクは牛乳の成分を人に合わせて調整したもので、新生児から離乳食の時期まで活用することができます。
特別なケースの育児に開発された育児用ミルクもあるのでご紹介します。
①低出生体重児用粉乳
低体重で生まれた新生児に向けて開発された育児用ミルクです。
低出生体重児は2500g未満で産まれた赤ちゃんです。
少量でも栄養が豊富で体重が増加しやすく、未熟な消化器官でも負担がかからないように調整されたミルクです。
②フォローアップミルク
離乳食を食べだす頃、離乳食だけでは栄養が不足してしまうので補強するためのミルクです。
この頃は牛乳を摂取することも可能ですが、月齢が低い赤ちゃんは消化機能が未熟であるため牛乳でお腹を壊すこともあります。
なので、フォローアップミルクをあげることが多いです。
③アレルギー調整粉乳
牛乳がアレルゲンとなる赤ちゃんもいます。
兄弟にそういった子供がいる場合、赤ちゃんのうちに牛乳を摂取すると牛乳アレルギーになってしまう可能性があります。
そこで、牛乳のたんぱく質を細かく分解したペプチドミルクを与えます。
④大豆タンパク調整乳
牛乳たんぱく質に対するアレルギーを持つ赤ちゃんにあげるミルクです。
大豆を原料としているのでアレルギーを心配しないで済みます。
⑤無乳糖ミルク
赤ちゃんが乳糖不耐症の場合は育児用ミルクや母乳の乳糖を分解できず下痢を起こしてしまうことがあります。
乳糖を含まない無乳糖ミルクをあげることで下痢を抑えることができます。
【母乳はいつまで?】離乳食が完了すれば卒乳?
月齢に合わせた離乳食、初めての子供だと本に頼って焦りますよね。
ですが、赤ちゃんが離乳食を食べないからと断乳を考えることはやめましょう。
母乳から乳糖、カルシウム、ミネラルなどの豊富な栄養を摂取しているからお腹がすかないので離乳食が進まないのかも?と考えてしまいます。
そこで突然断乳して離乳食をあげると急激な栄養不足で成長に影響が出る可能性がありますよ。
食べることに慣れていないと偏食になりがちです。
食べやすいうどんやご飯ばかりとなってしまうと成長曲線のぎりぎり下を進むことになってしまいます。
最低限の栄養は必要です。
理想的な栄養を含んだ母乳をあげながら食べることに慣れさせる努力をしましょう。
パパ、ママが食べていると子供は欲しがるものです。
一緒に食事して同じものを分けるようにして離乳食を進めて行きましょう。