妊娠初期の動悸・息切れはいつまで続く?
妊娠初期の眠れないほどの動悸や息切れというのは、いったいいつまで続くのでしょうか。
妊娠初期にプロゲステロンの影響により始まった動悸や息切れというのは、プロゲステロンの分泌がつく妊娠5か月に入ると治まってきます。
しかし、妊娠5ヶ月以降はお腹の赤ちゃんが急激に大きくなり、子宮が肺を圧迫するようになります。
肺の圧迫による動悸や息切れというのは、出産が終わるまで続いてしまいます。
妊娠初期の動悸・息切れが辛い時には病院で受診しましょう!
妊娠中に、動悸や息切れが起きてしまうのは、つわりと同じような生理的な反応なので、避けようがありません。
しかし中には心臓や循環器系に、何か問題があるのではないかと心配になってしまう人もいますよね。
実際に、妊娠をきっかけに心臓や循環器系の疾患が見つかる、ということも皆無ではありません。
動悸や息切れがひどくて辛いときには、いちど病院で相談をして、心電図をとってもらうようにお願いしましょう。
また貧血が原因で病気や息切れが起きている場合には、鉄剤を処方してもらえることもあります。
体調面で心配なことがある場合には、産婦人科のお医者さんに遠慮なく相談しましょう。
妊娠初期の動悸・息切れとは上手に付き合っていきましょう!!
妊娠初期には、吐き気やおう吐といったよく知られているつわりの症状以外にも、腰痛や風邪のような症状が出やすくなったりと、本当に体調面での変化が著しい時期です。
なかなかお母さんも大変な思いをしてお腹で赤ちゃんを育てている時期に、それまで感じたことがないような、眠れないほどの動機や息切れを起こしてしまうと、パニックになってしまう人もいますよね。
しかし、妊娠中の動悸や息切れというのは、病気ではありません。
薬で抑えられるようなものではないので、辛いとは思いますが上手に付き合っていく方法をぜひ見つけて下さいね!!