【新生児の赤ちゃんの縦抱きのデメリット②】長時間は無理
新生児の赤ちゃんを縦抱きにすることのデメリットとしては、長時間縦抱きでいることはできないということです。
まだ背骨がちゃんと固まっていない赤ちゃんにとっては、長い時間縦抱きでだっこされているというのは、やはり体へ負担を掛けてしまうことになります。
首や腰がすわらない赤ちゃんを、長時間だっこしなければならない時には、縦抱きと横抱きを交互に繰り返すなどしましょう!
縦抱きが長時間にならないような工夫をすることが大切なります。
【新生児の赤ちゃんの縦抱きのデメリット③】やり方を正しく!
新生児の首のすわらない赤ちゃんを横抱きにするときには、たいていどんなだっこのやり方でも大丈夫なものです。
しかし、縦抱きにするときには、間違っている方で縦抱きにしてしまうと、短時間でも赤ちゃんの体に大きな負担をかけてしまうことになりかねません。
だっこする大人の人も、ちゃんとしたコツを覚えることが大切なので、誰でも縦抱きでだっこができるというものでもないのが、縦抱きのデメリットといえるでしょう。
新生児の赤ちゃんの縦抱きのやり方は?
ここまで、縦抱きのメリットやデメリットについていろいろと見てきました。
その中で、子育てでは縦抱きの正しいやり方が大切だということをお伝えしてきましたが、それでは実際に赤ちゃんの縦抱きの正しいやり方というのはどのようなやり方があるのでしょうか。ここからみていきましょう。
赤ちゃんを寝ている状態から縦抱きで抱っこするやり方
赤ちゃんを寝ている状態から縦抱きでだっこするときには、まずは片方の手を赤ちゃんの首の下に入れて指をしっかりと広げて、首と頭を手でしっかりと支えます。
次に、赤ちゃんの腰の下にも片方の手を入れて、指を広げて腰をしっかりと支えます。
そしたら頭の方から持ち上げて、赤ちゃんの胸とだっこする人の胸をしっかりと密着させます。
抱っこ紐を使う時は?抱っこ紐を使う時の縦抱きのやり方
子育てを始めるに当たって、抱っこ紐を用意したお家も多いことでしょう。
子育てをする上で抱っこ紐を使って縦抱きをする時には、どのような注意をしたらいいのでしょうか。
縦抱きをするために抱っこ紐を選ぶ時には、赤ちゃんの体をきっちりと固定できるタイプの抱っこ紐を選ぶようにしましょう。
しっかり抱っこ紐で固定できるタイプの抱っこ紐でないと、首や腰がグラグラとしてしまい、赤ちゃんの体に負担を掛けます。
しっかりと赤ちゃんの体を固定できる抱っこ紐を使ったとしても、必ず頭は支えましょう。
抱っこ紐使っていたとしても、常に赤ちゃんの後頭部の下の方を支えてあげることが大切です。
また、日本人の赤ちゃんというのは、股関節脱臼をしやすいので、抱っこ紐を選ぶときにも、股関節が窓ガラスに張り付いたカエルさんの足のようにしっかりと開くタイプの抱っこ紐を選ぶようにしましょう。
抱っこ紐を使って赤ちゃんを縦抱きにすると、お母さんの負担も大きく軽減されます。
安全に縦抱きをするためにも、抱っこ紐を使う時には、ここに挙げた点をよく注意してください。
おくるみやスリングを使って縦抱きをするやり方
子育ての方法には抱っこ紐の他にも、おくるみやスリングを使って縦抱きにする方法もあります。
おくるみを使う方法は、おくるみで赤ちゃんの体をしっかりとくるんでから縦抱きにすると、何もしない状態で縦抱きにする時に比べると、だっこしやすくなります。
スリングを使うときも、新生児でも縦抱きにすることができるスリングもあります。スリングは種類によって使い方が変わってくるので、スリングの使い方は説明書をよく読んでください。
新生児の赤ちゃんは縦抱きと横抱きを上手く組み合わせて!!
まだ首のすわらない新生児の赤ちゃんを縦抱きにすることの、背骨の影響や、メリットやデメリット、いつから縦抱きにできるのかと言ったことについていろいろと見てきましたがいかがでしたか。
子育てをしていると、様々な情報に振り回されてしまいますよね。だっこのやり方もいつから縦抱きをしていいのかしていいのか、縦抱きがいいのか、横抱きがいいのか、どちらが子育てをする上で何がいいのか本当に迷ってしまうこともあります。
しかし、縦抱きにはここまで見てきたようにメリットとデメリットがあります。
それを理解した上で、うまく横抱きと組み合わせて子育てができればいいですね。