妊娠24週目の頃になると、大きくなったお腹が体を圧迫して、仰向けに寝ていると寝苦しさを感じてしまい、よく眠れなくなるママが増えてきます。
今までは仰向けに寝ていても平気だったというママも、ほとんどの人が妊娠7ヵ月に入ると、仰向けに寝ることが出来なくなっていきます。
これからお腹が大きくなっていく一方なので、この症状は出産するまで続くことになります。
お腹がますます大きくなっていく今後は、横向きに寝るようにしましょう。
抱き枕を使って横向きに眠るシムスの体位なら、妊娠中のママでもリラックスして眠ることができる人が多いようです。よかったらぜひシムスの体位を試し釣りましょう。
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【妊娠24週目のママの様子④】下半身のむくみが…
妊娠すると体が水分や血液を溜め込むためにむくみやすくなりますが、妊娠24週目の頃になると、足のむくみに悩む人が特に増えてきます。
これは、お腹が大きくなってきたことで、足から上半身へ血液が戻ってくる大静脈が子宮によって圧迫されてしまい、下半身に血液がたまりやすくなってしまうことが原因になります。
また、水分や塩分の過剰摂取でもむくみが起きやすくなってしまいます。
放置しておくと、血栓ができる原因ともなる静脈瘤になってしまうこともあるので、マッサージをしたりお風呂にゆっくりと使って下半身をしっかり温めたりして、その都度できるだけむくみを解消するようにしましょう。
【妊娠24週目のママの様子⑤】腰痛に悩む人が増えてくる!
妊娠24週目の頃になると、腰痛に悩むママも増えてきます。
中には、妊娠初期から腰痛に苦しんでいるママもいることでしょうが、この時期には、ますます腰痛に苦しむママが増えてきます。
この時期には、子宮が大きくなってきて、お腹の中で子宮を支える力が今までよりも大きくなったり、大きくなって子宮が骨盤を圧迫するようになるために、ますます腰痛がひどくなったりするのです。
お腹が大きくなってきたことで、体のバランスが崩れて、背中が反ったような姿勢になってしまうと、腰痛がますますひどくなってしまいます。
出産前に腰痛がひどい人は、出産後もしばらく腰痛に苦しむことになります。
腰痛を改善させたり、予防するためには、良い姿勢を保つことと、腹筋や腰回りや筋肉をつけること、ストレッチが大切になります。
妊娠中でもできる筋トレや体操はいろいろとあるので、そういったもので腰痛改善や腰痛予防を測ると良いでしょう。
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妊娠24週目に気を付けたいことはどんなこと?!
お腹が大きくなってくるこの時期には、ママの体は何かと体調不良を感じやすいことがわかりましたね。
そんな時期のママにとって、生活していく上で気をつけなければならないことにはどのようなことがあるのでしょうか。
ここからは、妊娠24週目のママが気をつけるべき注意点についてお伝えします。
【妊娠24週目の注意①】体重管理
妊娠中期から後期は体重管理が大切になります。
中にはつわりが続いていて、食欲があまりないというママもいるかもしれませんが、大半のママは食欲旺盛な時期になります。
しかし、溢れんばかりの食欲に任せて、食べたい物を食べまくっていたら、すぐに体重オーバーになってしまいます。
妊娠中の体重オーバーは、お腹の赤ちゃんの健康や発達にも大きく影響する妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になりやすくなるだけではなくて、産道に余計な脂肪が付きすぎて、出産の時に難産になりやすくなってしまいます。
ママの身体のためにも、お腹の赤ちゃんのためにも適切な体重管理が大切になります。
この時期の体重増加は一週間に300gから500gが適切です。
これよりも少ないと、赤ちゃんが発育不良になり、知的障害や発達障害になってしまう可能性が高くなります。
太りすぎも痩せすぎも妊娠中は絶対によくありません。
食事の管理をきちんとして、適切な栄養とカロリーをしっかりと摂って、適切な体重管理を行うようにしましょう!