「あぐり」は1997年前期に放送された朝ドラで、ヒロイン・あぐりは田中美里さん。舞台は岡山県と東京、そして山梨県。美容師を目指す主人公の姿が描かれています。昭和の時代に華やかな美容師を目指す主人公の美への強い関心は多くの女性にも注目されました。
野村萬斎さんが演じるあぐりの夫・エイスケとの関係性についても注目で、自由奔放でありながらあぐりの夢を応援する姿は多くの女性から愛されており、人気キャラクターとして知られています。
5位:ちりとてちん(2007)
「ちりとてちん」は2007年後期に放送された朝ドラで、ヒロインは貫地谷しほりさん。明るいキャラクターのヒロインが多い中、ちりとてちんのヒロイン・喜美代はとてもネガティブで後ろ向きな性格。落語の世界が題材になった作品です。
特に名シーンとして知られているのが、落語家の徒然亭草若(故・渡瀬恒彦)が再び落語をするというシーンです。病と戦いながら最後まで落語家であろうとする姿が多くのファンの胸を打ちました。
4位:半分、青い(2018)
「半分、青い。」は2018年前期に放送された朝ドラで、ヒロインは永野芽郁さん。大阪万博の時代に生きる主人公・すずめは左耳が聴こえないものの、自身の夢を叶えるために奔走する姿が描かれているストーリーで、障がいを持つヒロインが描かれるのは今作が初。
少女漫画家を目指しながらも勉学に励むすずめは徐々に周囲の人々に認められ、少女漫画家になる夢を叶えます。その人気から、朝ドラの終了後、ノベライズ化、コミカライズ化など様々なメディアミックスも果たされています。
3位:カーネーション(2011)
「カーネーション」は2011年後期の朝ドラで、ヒロインは尾野真千子さん。こちらの作品はファッション業界で有名なコシノ三姉妹の母親・小篠綾子さんが題材となっており、ファッション業界で奔走しながらも三人の娘を育てる姿を描いています。
娘たちの活躍を応援しながらも自身も仕事を続ける姿は多くのファンに注目され、良き母、そして夢を追う一人の女性としての姿は女性人気が高く、2018年には再放送もされました。
2位:あさが来た(2015)
「あさが来た」は2015年後期の朝ドラで、ヒロインは波瑠さんです。主人公の「びっくりぽん」などの口癖は当時非常に話題となり、おてんばで可愛いヒロイン・あさとして人気です。明治時代、女性であるがゆえに学校に通えないことに反発した主人公の姿が描かれています。
おてんばなあさと、許嫁であさの良き理解者である新次郎(演・玉木宏)の夫婦関係は非常に評判となり、朝ドラ人気作品として知られるようになりました。そのことから、2019年には再放送もされています。
1位:あまちゃん(2013)
朝ドラ人気No1は「あまちゃん」です。2013年前期に放送された朝ドラで、ヒロインは能年玲奈(のん)さんです。脚本は宮藤官九郎さんで、岩手県三陸海岸で住まう海女をしている女性の姿が描かれています。
海女として暮らしていたものの、その美貌が注目された主人公・天野アキは、地元でアイドルにスカウトされます。苦労のない人生を送ってきたアキが、最終的に東日本大震災復興のためにアイドルを懸命に頑張るに至る姿は幅広い世代から人気を集めました。
NHK朝ドラ視聴率ランキングTOP10!
以上のように、朝ドラ人気作はどれも名作ですが、視聴率という観点で見るとどうなのでしょうか?テレビ視聴者人口や録画して観ている方も多いことから、視聴率が人気に直結することは少ないです。
そのことから、視聴率と人気は比例するものではありませんが、リアルタイムで観られていた作品は気になるところです。ここで、視聴率TOP10をご紹介いたします!