ノーベル文学賞の日本人最有力候補と呼ばれ、出す本がすべてメガヒットとなる村上春樹さん。「名前は知っているけど本は読んだことない」という方も多いのではないでしょうか。
おすすめ3作品「ノルウェイの森」「風の歌を聴け」「村上朝日堂<エッセイ>」
1000万部を売り上げた「ノルウェイの森」、デビュー作の「風の歌を聴け」には、それぞれ村上春樹さんがイメージする音楽があります。BGMとして合わせて聞くと、より作品の世界観を味わえますよ。「村上朝日堂<エッセイ>」は何気ない日常を綴ったエッセイです。
第10位:綾辻行人
新本格ミステリーの第一人者として圧倒的人気の綾辻行人さん。「十二国記シリーズ」で知られる作家の小野不由美さんと結婚されたことでも知られています。
おすすめ3作品「Another」「殺人鬼」「十角館の殺人<館シリーズの第1作>」
新本格ブームのきっかけとなった「十角館の殺人」はラストのどんでん返しに驚愕します。「Another」は学園ホラー、「殺人鬼」はスプラッタですが、どちらもきちんと構築されたミステリーです。散りばめられた伏線を追いながら、謎に挑戦してみてください。
第9位:角田光代
繊細で確かな心理描写に定評のある角田光代さん。やや毒っ気のある作風は、特に女性からの人気が高いです。
おすすめ3作品「対岸の彼女」「紙の月」「くまちゃん」
女性同士の絆を描いた「対岸の彼女」は映画にもなりました。サスペンスの「紙の月」、短編集の「くまちゃん」はどちらも毒を含みますが、人間の怖い部分を垣間見れるという魅力にも満ちています。
第8位:赤川次郎
国民的ユーモアミステリー作家として、驚異的なペースで作品を執筆してきた赤川次郎さん。その著作数は600作品以上と言われています。
おすすめ3作品「三毛猫ホームズの推理」「魔女たちのたそがれ」「ふたり」
代表作の「三毛猫ホームズの推理」は、怖い話が苦手な方でも楽しめるミステリーです。ホラー風味の「魔女たちのたそがれ」もファンの多い名作です。ミステリーが苦手な方には、姉妹の絆と成長を描いたファンタジー「ふたり」がおすすめです。
第7位:山崎豊子
読み応えのある長編ストーリーを輩出してきた山崎豊子さん。作品の多くがテレビや映画となりました。
おすすめ3作品「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「大地の子」
山崎豊子さんの作品は、緻密な取材に基づくリアリティが特徴です。おすすめの3作品はどれも重量級の作品ですが、リアルな描写と魅力的な登場人物につい引き込まれます。本の世界にどっぷり浸りたい方に、特におすすめです。