第59位 海堂尊 「極北クレイマー」「チーム・バチスタの栄光」「ジーン・ワルツ」
医師としても活躍している海堂尊さんの作品は、医療現場を舞台にしたミステリーで高い評価を得ています。専門知識がなくても読みやすいので、どの本から手に取ってもOKです。また海堂尊さんの作品は、あるシリーズのキャラが別のシリーズに登場することもあるので、読めば読むほど面白みがUPしますよ。
第58位 唯川恵 「肩ごしの恋人」「100万回の言い訳」「ベター・ハーフ」
恋愛小説家として高い人気を得ている唯川恵さん。どの作品も女性なら共感できる部分が必ずあるのではないでしょうか。「100万回の言い訳」は夫婦、「肩ごしの恋人」では女性2人の恋と友情、「ベター・ハーフ」は結婚と、扱う内容も違います。まずは今の自分にフィットするものを読んでみるのがおすすめです。
第57位 吉田修一 「横道世之介」「太陽は動かない」「怒り」
ミステリーや青春小説の分野で多くの文学賞を受賞している吉田修一さん。おすすめの3冊はどれも映画化されています。特に「太陽は動かない」は2020年に映画公開予定なので、読むなら今!ですよ。
第56位 遠藤周作 「海と毒薬」「真昼の悪魔」「侍」
遠藤周作さんの作品を学生時代の課題図書として読んだ、という方もいるのではないでしょうか。キリスト教や信仰を扱った内容は、当時は難しかったかもしれません。この3冊の中なら、ミステリアスな「真昼の悪魔」が初めての人でも読みやすいですよ。
第55位 川上未映子 「乳と卵」「あこがれ」「すべて真夜中の恋人たち 」
ユニークなタイトルのエッセイや、個性的な文体で知られる川上未映子さん。女性の自我や恋愛を中心にした作風は、大人の女性ならどこか「刺さる」ものがあるのではないでしょうか。
第54位 村山由佳 「天使の卵 エンジェルス・エッグ」「おいしいコーヒーのいれ方」「天翔る」
恋愛小説の名手・村山由佳さんの作品は、どの作品にもピュアでリアルな感情がみずみずしく描かれています。この頃恋愛から遠ざかってしまっている方は、村山由佳さんの小説で胸が高鳴るあの気持ちを思い出してみましょう。
第53位 三島由紀夫 「金閣寺」「仮面の告白」「三島由紀夫レター教室」
教科書や読書感想文の課題図書でおなじみの三島由紀夫さんの作品は、大人になった今読むと、当時と違う感動を覚えるかもしれません。「金閣寺」ではコンプレックスに悩む主人公が登場し、「仮面の告白」では同性愛が扱われているなど、今読んでも古く感じられないのが魅力です。この機会にぜひ読み返してみてはいかがでしょうか。
第52位 山本文緒 「恋愛中毒」「プラナリア」「パイナップルの彼方」
女性目線で描かれながらも男性ファンの多い作家、山本文緒さん。直木賞受賞作の「プラナリア」や女性の恐ろしさを生々しく描いた「恋愛中毒」「パイナップルの彼方」ともに、巧みな心理描写に思わず引き込まれてしまいます。
第51位 高野和明 「ジェノサイド」「グレイヴディッガー」「13階段」
スケールの大きなサスペンスや手に汗握る展開が好きな方には、高野和明さんの作品はいかがでしょうか。どの作品も読みやすいですが、それぞれの物語の裏には大きなテーマが隠されています。連休などのまとまった休みを使って、じっくり読むのにおすすめの3冊です。