第26位:山田詠美
大学時代にエロ漫画家としてデビューした経歴のある山田詠美さん。現在は繊細な心理描写に定評のある作家として、各方面から高い評価を得ています。
おすすめ3作品「僕は勉強ができない」「賢者の愛」「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」
おすすめ3作品は青春小説の「僕は勉強ができない」、男女の愛憎劇「賢者の愛」、家族の再生を描く「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」とバラエティに富んだ内容です。どの作品も読みやすい文体で書かれています。お好きな内容のものからお手に取ってみて下さい。
第25位:辻村深月
ゲーム好きとしても知られる辻村深月さん。彼女の作品は、作品間でクロスオーバーしているものが多く、読めば読むほど面白みが増していくのが特徴です。
おすすめ3作品「スロウハイツの神様」「ツナグ」「かがみの孤城」
バッドエンドの話がほとんどない辻村深月さんの作品は、読んだ後に温かな希望と余韻を感じられます。文章も読みやすく、普段小説を読まない人にもおすすめです。作品間の相互リンクが気になる方は、ネタバレにならない程度に予習するのもアリかもしれません。
第24位:伊坂幸太郎
独自の世界観とトリッキーな作風で様々な文学賞を受賞している伊坂幸太郎さん。数ある人気作品の中から、おすすめの3つを厳選しました。
おすすめ3作品「ゴールデンスランバー」「重力ピエロ」「死神の精度」
これらの作品は人の死や犯罪など重いテーマを扱っているのに、重くない読み心地が特徴です。スリリングでユーモラスな展開や、各所に散りばめられた名言などがあり、読んだ後は不思議な感動に包まれます。
第23位:村上龍
おすすめ3作品「限りなく透明に近いブルー」「コインロッカー・ベイビーズ」「69 sixty nine」
村上龍さんの作品は、青春の1ページを綴ったような「限りなく透明に近いブルー」「69 sixty nine」や、実際に起きた事件にヒントを得た「コインロッカー・ベイビーズ」など、多彩な作風があります。デビュー作の「限りなく透明に近いブルー」は退廃的な世界を描いて文壇に衝撃を与えたと言われています。ぜひ1度お手に取ってみて下さい。
第22位:向田邦子
ドラマの脚本家としても知られる向田邦子さんの作品は、エッセイやホームドラマの分野で多くの人から人気を集めています。
おすすめ3作品「あ・うん」「思い出トランプ」「父の詫び状」
おすすめの作品は、太平洋戦争前後の時代を舞台にした「あ・うん」など、どこかノスタルジックな雰囲気が感じられます。時代が変わっても人間の愛情は変わりません。懐かしく温かい向田邦子さんの世界を、ぜひ味わってみて下さい。