もずくはモズク科やナガマツモ科に属している海藻です。海中に生えているときは褐色ですが、熱湯に通すことで緑色に変わります。市場に出回っているもずくは沖縄産が大部分を占めており、ほぼ養殖です。
ぬるぬるとした部分の成分には食物繊維のフコダインやアルギン酸が含まれています。特にフコダインにはコレステロール値を下げる働きがあり、抗酸化力の強いことも知られています。カロリーも低いので、手軽にもう一品増やし毎日を健康に過ごしたいですね!
⑫クルマエビ
大きさは15~30㎝ほどで体に黒のシマが入っています。体を丸めた時に車輪のように見えることで和名が「クルマエビ」とつけられている高級食材です。
国内では養殖が8割を占めており通年いただけますが、天然のクルマエビは高い水温で成長しやすいため旬は6月~9月です。エビの中でも最も味が良いと言われているクルマエビ、濃厚な旨味や甘みを堪能したいですね。
6月が旬の食材を使った美味しいレシピ
最後にレシピを2つご紹介します。どちらも美味しく簡単に作れるレシピですのでチャレンジしてみてください。旬の食材でおうちゴハンを楽しみましょう!
①豚肉の梅しそ巻き焼き
まずは旬の梅を使ったレシピのご紹介です。簡単でボリュームもあり、メインにもおつまみにもうってつけですね。
【材料】(2人分)
豚バラ肉(薄切り)…5~6枚
梅干し(種を取っておく・練り梅でも可)…2個
青じそ(軸は取っておく)…3枚
醤油、鰹節…適量
サラダ油…適量
※ころも用
小麦粉…大さじ3
牛乳…大さじ3
パン粉…1カップ
【作り方】
1.ペースト状に叩いた梅干しに醤油、鰹節を混ぜて味付けしておく
2.広げた豚バラ肉に1を塗り、青じそを重ねてクルクルと巻く
3.ころもを順につける
4.中火で熱したフライパンに油をひき、巻き終わりを下にして揚げ焼きにする
5.火が通り、美味しそうな焼き色がついたら盛り付ける
お好きな方はチーズをはさんだり、仕上げに海苔を巻いたり炒りゴマをふると更に見栄えがよくなりますよ。お弁当にも喜ばれそうですね!
②ラタトゥイユ
次にご紹介するのは彩り鮮やかなラタトゥイユです。
【材料】(4人分)
トマト…3~4個
オクラ…5~6本
パプリカ(黄・赤)…各1個
玉ねぎ…半分
ナス…3~4個
ズッキーニ…1本
セロリ…半分
にんにくの薄切り…1片
オリーブオイル…適量
白ワイン…1/4カップ
ローリエ…1枚
塩コショウ…適量
【作り方】
1.トマト・パプリカ・オクラは一口大に切る。玉ねぎは2㎝角、セロリは5㎜幅に切る。
なすとズッキーニは1~1.5㎝の半月切りにする。
2.オリーブオイルを弱火で熱し、にんにくと玉ねぎを入れて油が馴染むまで炒める。
3.トマト以外の他の野菜を入れて炒める。
4.油が回ったらトマト・白ワイン・ローリエを入れ、蓋をして20分ほど煮込む。
5.1~2分ほど混ぜてツヤが出てきたら、塩コショウで味を調える。
トマトはホールトマト缶を粗くつぶしたものでも代用可能です。カットして煮込むだけで旬の野菜がたっぷりいただける贅沢レシピですね。
6月が旬の食材とレシピで梅雨のジメジメを吹き飛ばそう!
6月が旬の食材をご紹介しましたが気になるものはありましたか?一番適した条件で育ち最も美味しいときに食べる最高の贅沢で、季節を感じたいですね。
6月は梅雨もあるジメジメした季節ではありますが、旬の食材からパワーを貰って元気な毎日を過ごしましょう!