妊娠初期に飛行機に乗るときには、放射線の影響がどのくらいあるのかが気になります。
飛行機というのは、宇宙からの放射線を地上よりも沢山浴びやすく、飛行機に搭乗するだけである程度の被曝をしてしまいます。
放射線というのは、胎児に奇形をもたらす原因にもなるものなので、妊娠初期に飛行機に乗ることが、どのようにお腹の赤ちゃんに影響があるのか気になるところですよね。
妊娠中の放射線の被曝量は50mSV未満であれば安全だとされています。
飛行機で東京と海外のニューヨークを往復したとしても、その被曝量は0.11から0.16mSV程度なので、飛行機に乗ったことによる放射線の影響はそれほど考えなくて大丈夫です。
妊娠初期の飛行機は充分注意して下さい!
最近では、マタ旅が流行しているために、妊娠中に海外旅行や国内旅行に出かける妊婦さんが本当に多くなりました。
しかし、長時間同じ姿勢を限られた空間の中で保たなければならない飛行機の搭乗というのは、特に流産の危険性が高い妊娠初期には非常に危ないことになります。
たとえ、国内のフライトであっても、飛行機の中で何かがあったとしても、地上を車や電車で移動している時とは違い、最寄の駅に止まってもらって救急車を呼んでもらうというわけにはいきません。
流産の危険が高い妊娠初期には、何が起こるのかわからないので、自己判断で飛行機に乗ったり、国内であってもかかりつけの産婦人科で緊急対応してもらえないような場所へ旅行をすることは、お腹の赤ちゃんの安全のためにも控えましょう。
どうしても飛行機に乗らなければならない時には、充分に注意してください。