逆子だと診断されていたママは、今まで逆子を治そうと、逆子体操やお灸などいろいろと努力してきた人も多いことでしょう。
それでも、妊娠32週目まで逆子が続いてしまった場合には、これから逆子が治る可能性はあるのでしょうか。
実際に、逆子で帝王切開をする予定だったその日に逆子が治ったという人もいるので、これから逆子が治る可能性が全くないというわけではありません。
しかし、現実問題として妊娠32週目まで逆子出来てしまったら、これから子宮の中で赤ちゃんが動けるスペースが少なくなっていくので、逆子が治る可能性はとても低いと考えた方がいいでしょう。
そろそろ、病院の先生ともどのような出産方法で出産するのか、逆子で出産することを前提とした相談を始めることをお勧めします。
病院によっては逆子は難産になりやすいために、帝王切開しか選択肢がないという病院もあります。
有無を言わせずに逆子ならば帝王切開ということに納得がいかないママも少なくないでしょう。
しかし、難産で赤ちゃんに後遺症が残る可能性を考えると、医師や病院の判断に任せるのも1つの選択肢です。
まだ、出産までは時間があるので、ご家族や病院ともよく話し合って、ご自分でも納得がいく逆子での出産方法についていろいろと考えてみてください。
また、これから逆子が治る可能性もなきにしもあらずです。
逆子体操も諦めずに続けましょう。
妊娠32週目に子宮頸管が短い!子宮頸管が短いと何が問題?
妊娠37週目からの正産期まであと5週間を切ったこの妊娠32週目からは、ママの体が徐々に出産準備に入るために、子宮頸管が短くなっていきます。
子宮頸管というのは、子宮の下の方の部分になります。子宮頸管は子宮と膣を結ぶ通り道になっています。
子宮頸管は妊娠中は、赤ちゃんが膣の方に降りてくるのを防ぐ役割をしてくれていますが、妊娠8ヵ月に入ると、ママの体が出産準備に入るために子宮頸管は出産しやすいように短くなっていきます。
子宮頸管の長さというのは、妊婦検診のたびに測られていますが、特に問題がなければ子宮頸管の長さというのはママに伝えられることはあまりないので、子宮頸管という言葉をんよく知らないママもいることでしょう。
しかし、この時期に子宮頸管が適正な長さよりも短くなっていると、早産になる危険性があります。
妊娠32週目での早産はできれば避けたいものなので、子宮頸管が短すぎる場合には、産婦人科での治療が必要になります。
きちんと妊婦健診を受けていれば、子宮頸管が短くなりすぎているという症状は早期に発見できるので、子宮頸管の異常を見つけるためにもきちんと妊婦健診を受けることが大切です。
妊娠32週目で早産での出産!問題はある?
妊娠32週目で、本陣痛の腹痛が起きてしまったり、破水してしまったりして、出産してしまった時には、早産になりますが、妊娠32週目での早産というのは、赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか?!
今は、医療の体勢が整っているので、NICUに出産後すぐに入れば、妊娠32週目であれば、後遺症が残る可能性はとても低くなっています。
しかし、まだ皮下脂肪がしっかりとついていないので、もう少しママのお腹にいたほうがいいですよね。
早産の兆候は激しい腹痛や出血、定期的なお腹の張りなどがあります。激しい腹痛や出血などの異常が起きたり、子宮頸管が短いと診断されたら、医師の指示にしっかりと従うようにしましょう。
いよいよ妊娠生活も大詰めの妊娠後期!32週目も油断なく!
ここまで、妊娠32週目のあれこれについてお伝えしてきましたがいかがでしたか。
とうとう妊娠後期に入ってきましたが、まだまだ油断は禁物です。
お腹の赤ちゃんとの生活を楽しめるのも、残り数週間となってきました。
体に無理をかけたりすることはなく、体重管理などをしっかりと行い、元気な赤ちゃんと出会えるように、毎日を楽しく過ごしてくださいね!