そして攻撃的なネナベの心理は、自分がバレないために攻撃的になり、女だと思いもしない空気を出そうとするわけです。特徴としては必要以上にネット慣れしている言葉遣いやネット用語の連発なども挙げられますね。男か女かわからないと思われるのではなく、男に違いないと思わせようという素振りが最も特徴として表れるのです。
ネナベの見分け方
ネナベもネカマも、見分け方は比較的簡単で、ある程度の時間1対1で会話をしてみましょう。3人以上で話しても、ネナベやネカマは都合が悪くなると会話に入ってきません。1対1のように逃げ場をなくして話し続ければ、どこか引っかかる点が出るのがネナベ・ネカマの特徴なのです。
いくらバレないようにバレないようにと取り繕っていても、所詮嘘をついているのですから、どこかしら矛盾点がでてくるものです。勿論、ネナベもネカマもその場は取り繕いますが、嘘が多くなって飽和状態になると必ず綻びは出てくるのです。
このように、注意して会話していれば、見分け方は容易いのです。騙されるのが嫌なら、しっかりと見分け方を頭にいれておくのがいいですね。
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ネナベは本当にキモいのか
特にネナベが多いネトゲ界ですが、そもそもネナベが本当にキモいかどうかというとまた別の話です。遊ぶための場所であって、ネナベ自体は決して有害なものではないのではないでしょうか。匿名を基本とするネットの世界では、少なからず脚色があるものです。ネナベはその脚色部分が多いだけなのです。
嘘で塗り固められることとキモイいというのは、全く別問題ですよね。
ネカマにしろネナベにしろ、趣味の範囲で他人に害を及ぼさなければ自由であっていいもではないでしょうか。
ネナベはもうひとつのリアル
ネットの住人というのは、ネット上をもうひとつのリアルな空間として捉えています。現実の自分のほかに、ある意味現実逃避したネット上での自分。ネット上での自分も自分に変わりはないわけで、もうひとつの空間で生きていると考えています。
ネナベな自分をバレないように注意しながら続けているというのは、第三者から見れば意味のないことのように思えますが、バレないでいる限りもう一人の自分を存在し続けることが出来るわけです。
ネット上にはたくさんの悪意が存在しています。ネナベも嘘の塊なわけですから悪意があると捉えられかねませんが、ほとんどのネナベはそこまで深く考えていないのが現実です。
そして、特にネトゲに関しては、中身を詮索しないのがマナーでもあります。内心疑っていても、結局はネット上だけの付き合いです。ちょっと手の空いた数時間を一緒に遊ぶだけなら、ネナベだろうがなんだろうが構わないという方のほうが圧倒的多数なのです。
勿論、ネナベもネカマもキモいと思っている方も大勢います。しかし、疑えばキリがないですし、実際バレないだけでいつも話している人がネナベなのかもしれないのです。
そもそも判別することに意味があるのかどうか、ネットの世界では基準が難しいですね。
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