記事の目次
- 1.うまく話せない原因は?
- 2.うまく話せない原因①緊張してしまう
- 3.うまく話せない原因②恥ずかしい
- 4.うまく話せない原因③嫌われるのが怖い
- 5.うまく話せない原因④意識しすぎてしまう
- 6.うまく話せない原因⑤何を話せばいいか分からない
- 7.うまく話せないのは病気?
- 8.統合失調症
- 9.正視恐怖症
- 10.場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)
- 11.うまく話せないときの対処法は?
- 12.うまく話せないときの対処法①相槌を工夫してみる
- 13.うまく話せないときの対処法②目を開いて話を聞く
- 14.うまく話せないときの対処法③相手の話に共感する
- 15.うまく話せないときの対処法④相手の話題を奪わない
- 16.うまく話せないときの対処法⑤話題を転換させる
- 17.うまく話せないときの対処法⑥周囲を気にしない
- 18.うまく話せないときの対処法⑦無理に会話しようとしない
- 19.うまく話せないときの対処法⑧時間を共にしていると考える
- 20.うまく話せないときの対処法⑨会話はゲームだと考える
- 21.うまく話せないときの対処法⑩「緊張している」と伝える
- 22.うまく話せないときの対処法⑪何回も話す
- 23.まとめ
うまく話せないのは病気?
仕事で思ったことがうまく話せない、好きな人とうまく話せないなど、人とうまく話せないこと自体は病気や障害ではありません。
しかし、話しているときに何か別のことが気になって仕方ないなど、話していること以外のことで会話に集中出来ない場合は病気の可能性があります。
統合失調症
統合失調症は思考が混乱し、会話に脈絡がなくなったり、言葉が思い浮かばなくなる病気です。
また、喜怒哀楽など感情の変化に乏しくなる他、他者の喜怒哀楽の感情にも共感しにくくなります。
記憶力や集中力の低下が起こる場合もあるので、会話自体が続かなくなることもあります。
正視恐怖症
正視恐怖症は、他人の目を見て話すことに恐怖を感じる病気です。
自分の視線が相手に不快感を与えているのではないか、自分の視線が相手に変に思われているのではないかと考えてしまい、相手の目を見ることができなくなり、思ったことがうまく話せない状態になる病気です。
正視恐怖症の人は相手の目を見ないことで、相手は人の話を聞いていない、嫌われているのかと思ってしまい、かえって悪い印象を持たれてしまいます。
正視恐怖症の症状がひどくなると、人と会話すること、人と会うこと自体が苦痛になり、対人恐怖症になってしまうこともあります。
対人恐怖症まで病気が進行した場合は、メンタルクリニックで治療を受ける必要があります。
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)
場面緘黙症とは、ある特定の場面で会話ができなくなる病気です。
たとえば家族など身内とは普通に話せるけれど、会社や学校では話せなくなるという病気です。
会社や学校で関わる人には誰でも家族よりは気を遣うものですが、場面緘黙症は体が固まって動けなくなるほどに緊張してしまいます。
場面緘黙症はあまり知られている病気ではないので、場面緘黙症にかかっている本人も病気だと自覚していないことがほとんどです。
人前で極端に緊張して体が動かなくなるという症状がある場合は、メンタルクリニックや精神科を受診することをおすすめします。
うまく話せないときの対処法は?
人とうまく話せない原因や病気について説明しましたが、話し上手は聞き上手、と言われるように話すことが苦手な人は、まずは人の話をよく聞くことを心がけるのが大切です。
そこで、仕事や恋愛で思ったことがうまく話せない、好きな人とうまく話せないときの対処法について説明します。
うまく話せないときの対処法①相槌を工夫してみる
人の話を聞いているときは、相槌に工夫することで相手に気持ち良く話してもらうことも大切です。
仕事や好きな人の前で思ったことがうまく話せない場合は相手と会話のキャッチボールをする感覚で、相手の話の合間に適度に相槌を入れることで会話がスムーズに進みやすくなります。
相槌の言葉も「うん」とか「へえ」で終わらせるのでなく「そうなの?」「本当に?」というように興味津々に相手の話を聞いていますよとアピールをすることで相手も話しやすくなり、会話が盛り上がりやすくなります。